2002年4月26日

 チェコ・インターナショナル航空が運航中止
 今日発の羽田チャーター含め各社必死に対応

 チェコ・インターナショナル航空は今日4月26日を初便に来年3月までの期間中、日本全国から計100本以上のプラハ直行便チャーターを計画していたが、開始直前になって運航を断念、旅行会社が顧客対応に追われる事態となっていることが、このほど明らかになった。今週末から始まるゴールデンウィーク期間中にも、わかっているだけで4月26日および5月3日の羽田発、4月28日の関空発、4月29日の熊本発など、かなりの本数が計画されていたことから、用機者となっている旅行各社では直前の運航中止通告に、定期便への振り替えや、催行中止に伴う別商品への誘導などに追われた。航空会社が国土交通省に提出するチャーター申請は、運航日10日前までに提出すればよいこととなっているため、旅行会社では“政府認可申請中”であることを明記した上でツアー募集は先行して行うのが通例だが、運航直前に中止が決まったケースは過去にもほとんど例がなく、関係者からはチェコ・インターナショナル航空側の対応を疑問視する声が挙がっている。


26日、その他の主なニュース
<トップニュース>
★JTB『渡航の是非を検討して下さい』主催中止
<行政・関連団体>
★フライワールド募集開始で、応募が既に10万件
 好調なスタート、5月6日締切まで広告展開継続
★年末年始は格安航空券に係るクレーム増加
 JATAまとめ、学生サークル旅行の取消料も
<旅行関連>
★HIS3月実績、海外旅行3.2%減とさらに上向き
★第2種旅行業の(株)旅紀行に破産宣告
 弁済限度額1415万円、出発できない旅行者も
<航空関連>
★3月旅客数は7%減に回復、国内久々プラスに
 関空運用実績、13年度トータルでは9%減
★DLH、名古屋線週5便化でキャンペーン実施
★京成系タクシー5社、成田−都内の乗合Taxi開始
★2月の台北国際空港利用、13.1%増の158万人
★羽田チャーターに合わせてリムジンバス増便
<出入国統計>
★3月の日本人フィジー訪問者数2016人
★2月の日本人カナダ宿泊客数、25%減の1.6万人
★1月の日本人ドイツ宿泊数、17%減の5.5万泊
<デスティネーション>
★TIA、SeeAmerica Week 2002を9月に開催
★伊カンパニア州使節団来日、観光セミナー開催
 観光客誘致に向けて諸政策を実施
★KL空港鉄道開通、空港―KL間28分に
★ベルギー観光局、フランダース観光を促進
★ATC、旅ブック請求センターの電話番号変更
<ホテル>
★リッツ・カールトン本社よりクーパー社長来日
 2004年までに世界中で十数軒のホテルを新設
★エコーエンタープライズが民事再生申立
 「蔵王温泉エコーホテル」などを経営
<組織・人事>
★事務所移転 ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド
■為替市況(24日)

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(c)航空新聞社 2001

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