韓国での口蹄疫発生でリーフレット10万部配布 農水省がW杯控えて周知徹底、風評被害懸念も 韓国で口蹄疫の発生が確認されたことを受け、農林水産省は韓国からの生肉・肉製品等の持ち込みを禁止したが、ワールドカップ開催に伴い両国間の行き来が活発化することから、農水省は10万部のリーフレットを配布して旅行者への周知徹底を図る方針だ。同省では、韓国便がある全国の空港・港湾施設でリーフレットを配布するほか、ポスター200部を掲示。加えて、国土交通省観光部旅行振興課に対しては、日本旅行業協会(JATA)と全国旅行業協会会員への周知協力を要請した。しかし、ただでさえW杯開催期間中の旅行需要減退が避けられない状況下にあって、韓国での口蹄疫発生はこれに追い打ちを掛けかねないことから、旅行会社としては、仮に口蹄疫に感染した乳肉を摂取しても人体への影響はないことなどを、正確に消費者に伝えていく必要がありそうだ。 |
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