2002年5月16日

 デルタ、日本撤退を否定
 好調アトランタ線を軸に収益確保を目指す

 
デルタ航空(DAL)の成田―アトランタ線が好調な状況にある。特にビジネスクラスの利用率が好調で、収益面で貢献。同路線は、同社唯一の自主運航による太平洋路線だが、好調な実績を踏まえ、同社では今後も維持していく方針。当面は同路線に集中し、収益確保を維持することで、次なるステップへの土台固めを図る考えだ。
 成田―アトランタ線のロードファクターは、4月の数字でビジネスクラスが94%、エコノミークラスが75%。いずれも昨年同月比を上回る数字だ。特に収益の柱となるビジネスクラスが、米国南部へのコーポレート利用を中心に利用客を集めた。一方、エコノミークラスに関しては、中南米への利用が顕著に伸びており、ブラジルや日本からの直行便がなくなったペルーのリマなどを中心に利用者全体の約25%近くを占めるまでになっている。


16日、その他の主なニュース
<行政・関連団体>
★4月の来道者数、1.7%増の88.5万人弱と堅調
 航空機は2.4%増、東名阪からの需要底堅く
★北海道で山岳エコツーリズムフェスタ開催へ
 国際山岳年・国際エコツーリズム年を記念し
★W杯開催に向け日韓間でプリクリアランス開始
<旅行関連>
★ヴァレンタイン、1万円バックキャンペーン
★韓国専門旅行サイト「K STORY.TV」開設
<航空関連>
★ADO、機体リース料等の値下げで正式調印
 10億円超の負担軽減、大手と提携が次の課題に
★JTAは前年並みで県内路線好調、RACは微減
 JTA・RAC4月実績
★UAL、nakata.net cafeでイベント実施
★CPA、中国華南地方へのバスが割引に
<出入国統計>
★3月の日本人マレーシア訪問、14%減の3.8万人
<デスティネーション>
★15日の台湾宜蘭地震、観光に影響なし
★オアフ・マノア滝のハイキング道再開の見通し
★ナポリで観光客向けEカードを発行
★ローマで障害を持つ観光客対象に送迎サービス
<ホテル>
★バリとハノイのメリアから関係者が来日
直行便開設で日本人宿泊客増に大きな期待
★ホテル経営の札幌三興アセッツが自己破産申立
 ニセコと釧路でホテルレイトンを経営
■為替市況(15日)

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(c)航空新聞社 2001

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