デルタ、日本撤退を否定 好調アトランタ線を軸に収益確保を目指す デルタ航空(DAL)の成田―アトランタ線が好調な状況にある。特にビジネスクラスの利用率が好調で、収益面で貢献。同路線は、同社唯一の自主運航による太平洋路線だが、好調な実績を踏まえ、同社では今後も維持していく方針。当面は同路線に集中し、収益確保を維持することで、次なるステップへの土台固めを図る考えだ。 成田―アトランタ線のロードファクターは、4月の数字でビジネスクラスが94%、エコノミークラスが75%。いずれも昨年同月比を上回る数字だ。特に収益の柱となるビジネスクラスが、米国南部へのコーポレート利用を中心に利用客を集めた。一方、エコノミークラスに関しては、中南米への利用が顕著に伸びており、ブラジルや日本からの直行便がなくなったペルーのリマなどを中心に利用者全体の約25%近くを占めるまでになっている。 |
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