スカイゲート、総合旅行サイト目指す HISとの関係は維持、パートナーの1社として 既報の通り(4月11日号)、HISがオンライン旅行会社スカイゲート(http://www.skygate.co.jp/)の株式51%をソニーコミュニケーションネットワーク(SCN)に全面譲渡、スカイゲートは100%ソニー系の会社として5月1日より新たなスタートを切った。ソニー出身の代表取締役高木卓氏は本紙インタビューに対し、今回のHISからSCNへの株式譲渡について「旅行分野でのEコマースに大きな潜在性があると認識しており、今後も積極的に関わっていきたいとの判断があった」とSCN側の意図を紹介した。SCNはプロバイダー「So-net」を展開、ソニーグループのネット戦略の要として位置づけられている。ソニーグループでは、So-netを軸としたネットワーク戦略の中で、各種コンテンツの提供を重視。スカイゲートは、その中で旅行という分野を担う。そのため、今回の株式譲渡は「リソースを集約することで、競争力を高め、ソニーのネット戦略に沿った形での展開を行いたい」という意図があり、ソニーグループがオンラインをベースとした旅行業に本格的に参入したという意味合いが強いと言えよう。 |
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