成田空港で4月からITCチャーターを解禁 オフラインに限定、暫定滑走路を使用 国土交通省航空局は、4月から成田空港でITCチャーターを解禁したことがこのほど明らかになった。 これは、暫定平行滑走路が供用を開始した4月18日から解禁されたもの。既報の通り、暫定平行滑走路は供用後の定期便のスロットの利用率は6割、ピーク時は8割とまだ空きがあることから、解禁を決定した。ただ、運航できるのはオフラインの航空会社で、また4000メートルのA滑走路の発着枠は定期便でほぼ満杯となっていることから、基本的には2180メートルの暫定平行滑走路に離着陸することになる。オフラインの航空会社は既存のスロットがないため離着陸とも暫定平行滑走路を使うことになると見られるが、この場合には滑走路が短いため飛行距離もアジア等の近距離に限定され、ビジネスチャンスとしては非常に小さい。こうしたこともあって、現時点では具体的にITCチャーター便の運航計画の申請は出ていないもようだ。 |
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