新町新会長「変化を業界発展に繋げる努力を」 JATA新役員体制決定、松橋氏は特別顧問に 日本旅行業協会(JATA)は6月14日、第45回通常総会を開催し、3期5年の会長職を務めた松橋功前会長の後任に新町光示ジャルパック社長が正式に就任した。また、長年にわたる業界発展への功績を讃えて、松橋前会長を特別顧問に、荘司晄夫前副会長を顧問に迎えることが古木康太郎副会長から動議され、満場一致で決議された。 JATA新会長に就任した新町氏は、「(会長就任は)思いがけず、というのが率直な心境。松橋前会長から受けたバトンは大変重く、完走できるか不安に思うが、OKする以上は最善を尽くす」と就任に当たっての決意を表明した。新町氏は観光産業の将来展望について、「観光産業が21世紀の日本経済を支える大きな柱となることは間違いなく、世の中の期待も高まっている」と明るい見通しを示しつつも、「発展の可能性があるということは、激しい変化や競争を迎え撃たねばならない」と指摘。その上で、「“変化”を我々の発展に繋げられるか、あるいは取り残されるか、今はその節目にある」として、「そうした問題意識を持ちながら、業界発展のために全力を尽くしていきたい」と改めて会長就任の抱負を語った。 |
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