2002年6月17日

 新町新会長「変化を業界発展に繋げる努力を」
 JATA新役員体制決定、松橋氏は特別顧問に

 
日本旅行業協会(JATA)は6月14日、第45回通常総会を開催し、3期5年の会長職を務めた松橋功前会長の後任に新町光示ジャルパック社長が正式に就任した。また、長年にわたる業界発展への功績を讃えて、松橋前会長を特別顧問に、荘司晄夫前副会長を顧問に迎えることが古木康太郎副会長から動議され、満場一致で決議された。
 JATA新会長に就任した新町氏は、「(会長就任は)思いがけず、というのが率直な心境。松橋前会長から受けたバトンは大変重く、完走できるか不安に思うが、OKする以上は最善を尽くす」と就任に当たっての決意を表明した。新町氏は観光産業の将来展望について、「観光産業が21世紀の日本経済を支える大きな柱となることは間違いなく、世の中の期待も高まっている」と明るい見通しを示しつつも、「発展の可能性があるということは、激しい変化や競争を迎え撃たねばならない」と指摘。その上で、「“変化”を我々の発展に繋げられるか、あるいは取り残されるか、今はその節目にある」として、「そうした問題意識を持ちながら、業界発展のために全力を尽くしていきたい」と改めて会長就任の抱負を語った。


17日、その他の主なニュース
<トップニュース>
★JATA 新役員体制、理事総数は25名に増員
 新町会長、古木・舩山副会長、石井理事長が3役
<行政・関連団体>
★国交省、「コスト一部増も上下分離が最適案」
 成田コスト年間154億円増、航空業界反発も
 「上下分離案なら債務完済が最短で可能」
 災害時の補助金拠出にも上下分離が最適と主張
<航空関連>
★「3年以内に定期国際便の運航を開始」と表明
 スカイマーク中間期、中間期損失は7.6億円に
★ジェイエア、大型化で旅客増も経常損7.5億円 水谷副社長が退任、常務に加藤氏、小林氏取締役に
<デスティネーション>
★10月にベルヴェデーレ宮殿でクリムト風景画展
★マレー・サバ州、カメラ持込料金徴収について
★シャルム・エル・シェイクがユネスコ賞を受賞
★ホーチミンで伝統的ウェディングショー
★烏来のトロッコ、工事が大幅に遅れる
★スペイン・セビリアのカテドラル開館時間変更
★オアフ島に新ウォータースライダー誕生
<ホテル>
★カリブのサン・インターナショナルが名称変更
 「カーズナー・インターナショナル」に
★ハウステンボス全日空Hでブライダルセミナー
★ハウステンボス全日空H、炭火焼バイキング開始
●訃報 元JAL常務の山崎山氏
■為替市況(14日)

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(c)航空新聞社 2001

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