阪急交通社3月期決算、営業赤字46億円 テロ影響し、海外ツアー27%減の77万人 阪急交通社は6月24日に株主総裁を開催、2002年3月期の決算を承認した。それによると、営業収益は前期比17.7%減の369億2800万円、営業費用は5.8%減の415億5500万円で、営業損失は46億2700万円(前期営業利益7億7800万円)、経常損失は35億8000万円(前期経常利益11億3400万円)、税引後当期損失は29億3000万円(前期当期利益1億1300万円)の赤字決算となり、当期未処理損失14億1400万円を繰り越した。 同社によると、海外旅行は米国同時多発テロ事件の影響で、アメリカ・ハワイ方面だけでなく、主力商品の欧州方面でもツアー取消が相次ぎ、中国を中心にアジアとオーストラリア方面は好調だったが、全体としてテロ以前の状態に回復しなかった。国内旅行は取扱高、収入ともに前期を上回ったが、上期はメディア募集の航空機利用の主催旅行好調だったものの、近郊延ばすツアー、法人需要の団体旅行は期を通じて不振だった。 |
25日、その他の主なニュース |
<トップニュース> ★エアドゥ、東京地裁に民事再生法を申請へ 全日空の支援受け再建の道探る <行政・関連団体> ★沖縄への観光客を10年間で1.5倍に拡大目指す 沖縄県が観光振興計画、那覇空港の再拡張も 沖縄観光、団体旅行者が減少・個人旅行増加 <旅行関連> ★アメリカ西部の国立公園巡るバスツアー企画 近ツーとダイヤモンドビック社、現地発着で ★ジャルパック、「赤札ソウル」など発売開始 ソウル午後便、グアム夜便に対応しAVAスペで <航空関連> ★中国東方航空、鹿児島―上海線8月末就航 ★DLH、今年は4億ユーロの営業利益を予測 ★VIR、就航18周年迎え成田空港をデコレーション ★PSFC等減収も当期益は約2倍の8.6億円に 福岡空港ビル13年度決算、家賃一部軽減も実施 ★DAL、東急ホテルズとマイル提携 <出入国統計> ★5月の日本人マリアナ訪問者、14%減の2.5万人 ★4月の日本人ニューカレ訪問、4.2%減の2357人 <デスティネーション> ★NZ観光局 、春−夏のイメージポスター完成 ★サイパン国際フィッシング大会、7月下旬開催 <ホテル> ★プリンス、クアラルンプール市内に新ホテル 総客室数608の5ッ星、今秋グランドオープン ★リージェント・バンコク、日本人営業が交代 <組織・人事> ★仏政観、日本オフィス局長が交代 ■為替市況(24日) |