2002年7月4日

　5月のデスティネーション別日本人訪問者
　オセアニア・中国が好調、韓国が2桁減に

　各国政府観光局調べによるアジア・太平洋地域主要デスティネーションへの5月の日本人訪問者数が、このほどほぼ出揃った。それによると、同月はオセアニアが前年比プラスとなり、中国が2桁の増加を記録した。しかし、ゴールデンウィークと4月18日の成田空港暫定滑走路供用開始により訪問者の増加が期待された東アジア各国（中国を除く）は前年比マイナスに。これが日本人出国者数が前年同月比6.1％減の128万4000人に留まったこと（JNTO調べ。本紙7月1日付で既報）の大きな要因となったと推察される。
　国別数字では、オセアニアが好調で、オーストラリアが7.8％増の5万2700人となり、2001年9月以来のプラス成長を記録し、ニュージーランドも、5.1％増の1万584人と、2002年3月以来連続してプラス成長を記録している。

4日、その他の主なニュース

＜トップニュース＞
★アラブ中東需要喚起でトルコへミッション派遣
　JATA、観光大臣等と会議、エーゲ海沿岸など視察
★「新規会社が独立した行動取れることが大事」
　公取委事務総長、ANA/ADO提携で発言
＜行政・関連団体＞
★近鉄車内とスペイン村舞台にミステリーツアー
　近ツー関西、日立製作所と近鉄の合同企画で
＜旅行関連＞
★「台湾ブッキングキャンペーン」をスタート
　ダイナスティ、予約1件につきオレカ1枚贈呈
★全日空ワールド、「ANA's中国」夏秋商品新設
＜航空関連＞
★国際旅客数は前年比95％、回復若干“足踏み”
　JAL５月、韓国が二桁減、太平洋など回復スロー
　５月の国内線旅客数は2.6％減と前年割れ
　羽田一那覇など好調も羽田一伊丹など弱含み
★BAW、子供向けサービス強化
★AZA、KALとマイレージ提携
★AZA、年末から新機材B777型機を日本路線に投入
★JALウェイズ3月期決算、9500万円の当期赤字
　社長に前JAL執行役員の屋代氏、湯淺氏が会長に
＜Ｅトラベル＞
★アマデウス、3ホテルをホテル予約に追加
★キューバ航空がアマデウスのシステムを採用
＜出入国統計＞
★5月の日本人フィジー訪問者数2003人
＜デスティネーション＞
★オーランドの旅行業者14社で共同キャンペーン
　3月にOJTC発足、4泊6日オーランド旅行など提供
★成都観光説明会開催、直行便開設で大きな期待
「食は成都、遊びも成都、観光も成都」
＜ホテル＞
★アコー、日本人向けサービス強化
「和のホスピタリティー」プログラム導入
■2001年度決算短信
■為替市況（3日）

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(c)航空新聞社　２００１

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