JTB夏休み旅行動向調査、海外旅行6.6%減に 所得減で需要回復は夏場から秋口にずれ込み JTBは7月9日、夏休み期間中(7月15日〜8月31日)の旅行動向調査をまとめた。それによると、海外旅行者数はテロ事件の影響よりも所得の減少と分散化傾向が影響し、前年同期比6.6%減の248万人と減少するが、景況感に大幅な改善が見られるため、秋口以降に回復が期待される見通しを明らかにした。一方、JTBは国内旅行者数は1.0%増の7369万人と堅調に推移し、総旅行人数は0.7%増の7617万人と微増に留まると予想している。 海外旅行需要は夏場の回復が大方の見方だったが、W杯による「引きこもり」現象もあり、夏休みの海外旅行への消費者の出足は鈍いようだ。 JTBは夏のボーナスの平均支給額が2.7〜4.4%、5月の定期給与も1.8%それぞれ減少していることから、旅行者アンケートでも旅行に行かない理由に「景気の先行き不安」を挙げた人が19.3%と前年比3.2ポイント増加していることから、「夏場を迎えて所得減が海外旅行の減少をまねいている模様」と説明している。 |
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