JTB佐々木社長、2005年度連結経常益200億円を 店舗統合、関連会社再編で安定成長めざす JTBの佐々木隆社長は7月12日に記者会見し、2005年の連結経常利益について、JTB単体100億円、関連会社100億円の計200億円を目指すことを明らかにした。佐々木社長は「関連会社の経常利益100億円は自然体で達成できると思うが、JTBの経常利益100億円は大きなチャレンジであり、これを達成するためには店舗のネットワーク再編が避けて通れない」と述べ、今後支店の統合を進めていく方針を示した。また、関係会社の合理化については、「機能を細分化して会社を起こしすぎた。これを統合して力を強めていく」と再編を視野に入れている。 佐々木社長は「過去10年間、JTBの成長が止まったことが大きな課題」とし、「2005年に連結経常利益を200億円に安定的に確保するように戻す」と明言した。佐々木社長は「旅行、ツーリズムが情報化社会の進展で変化が激しくなり、ドメインとしてこのマーケットだけで企業グループを存続させるために再投資能力を高めたい」と述べた。 |
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