2002年7月15日

 JTB佐々木社長、2005年度連結経常益200億円を
 店舗統合、関連会社再編で安定成長めざす

 
JTBの佐々木隆社長は7月12日に記者会見し、2005年の連結経常利益について、JTB単体100億円、関連会社100億円の計200億円を目指すことを明らかにした。佐々木社長は「関連会社の経常利益100億円は自然体で達成できると思うが、JTBの経常利益100億円は大きなチャレンジであり、これを達成するためには店舗のネットワーク再編が避けて通れない」と述べ、今後支店の統合を進めていく方針を示した。また、関係会社の合理化については、「機能を細分化して会社を起こしすぎた。これを統合して力を強めていく」と再編を視野に入れている。
 佐々木社長は「過去10年間、JTBの成長が止まったことが大きな課題」とし、「2005年に連結経常利益を200億円に安定的に確保するように戻す」と明言した。佐々木社長は「旅行、ツーリズムが情報化社会の進展で変化が激しくなり、ドメインとしてこのマーケットだけで企業グループを存続させるために再投資能力を高めたい」と述べた。


15日、その他の主なニュース
<トップニュース>
★JAL、新規参入3路線の7月予約率は83%
 富山・岡山・山口宇部、滑り出しは順調に
<行政・関連団体>
★夏休み利用者は過去最高の343万人と予測
 NAA、前年比で3.3%増、1ビルは前年割れ
<旅行関連>
★JR西日本、JATAボンド保証制度から脱会
 TiSの日本旅行譲渡による海外主催取り止めで
<航空関連>
★音声自動応答システム「Vナビ」ダイヤル開設
 ANA、航空券の予約・決済まで利用可能
★グアム行き「G・E・Tスペシャル」発売期間延長
 ANA、日本出発分が往復2万4000円から
★当日空席待ち運賃スマイルメイト9月も再設定
 SKY、全旅客が対象で福岡線1万5000円に
★アシアナ、アメリカンとの共同運航終了
★サンノゼ空港、新国際線到着施設オープン
<Eトラベル>
★アマデウス、北欧SMART社を完全子会社化
<出入国統計>
★第1四半期日本人欧州宿泊数、約7割の回復
★4月のフィンランド日本人宿泊数、2%増加
★5月の日本人ニューカレ訪問、10%減の1844人
★1四半期日本人ドイツ宿泊数、17%減の22万泊
 4月の宿泊数は10.2万泊、4.4%減まで回復
<デスティネーション>
★2002年訪台日本人百万人突破キャンペーン
 50万人目に到達、宿泊券と航空券を贈呈
★豪GCで今年もホェールウォッチングツアー開始
★ミラノ・リナーテ空港、8月中は改修工事で閉鎖
<ホテル>
★ラッフルズ・ダンコールでカンボジア料理教室
★大阪全日空ホテル、サマープラン設定
<組織・人事>
★国土交通事務次官に技監の青山俊樹氏
 青山氏の後任に大石道路局長
■為替市況(12日)

back to 旅行通信 INDEX


(c)航空新聞社 2001

当ページのニュースは、日刊民間航空・旅行E-MAILニュース「日刊旅行通信」
から一部を抜粋し、掲載しています。
ニュースの続きは、「日刊旅行通信」でお読みいただけます。

お申し込み・お問い合わせ mail@jwing.com
「日刊旅行通信」
(毎週月曜〜金曜発行、祝日休刊)
購読料(消費税込み):半年間33,600円 一年間63,000円