2002年7月29日

 成田―台湾線、羽田→成田シフトで苦戦
 供給増も需要減少、事故・災害・価格競争で

 
4月18日の成田空港暫定滑走路により増便、またこれまで羽田空港発だった台湾系キャリアの成田空港へのシフトなど、大きな動きのあった東京発の台湾路線だが、供給増にもかかわらず需要面で減少傾向にある。羽田発という利便性がなくなったことや、航空機事故や地震・台風・水不足など自然災害が影響、また他のアジア都市との価格競争に追い込まれているのが主な要因だ。今後夏休みに向け、より価格を意識した旅行商品・航空券が登場するなど、巻き返しに懸命だ。
 成田―台湾間の路線は現在2路線。成田―台北線は、昨年7月は週61便(含む羽田発)だったものが、今年7月で週90便となった。また成田―高雄線は、これまで台北経由だけだったが、週7便のノンストップ便が新たに就航した。


29日、その他の主なニュース
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<行政・関連団体>
★6月の出国日本人数、14.3%減の125万2000人
 JNTO、W杯影響大きく、訪日外客は約3万人増加
<旅行関連>
★近ツー6月実績、海外旅行3割近いマイナスに
 国内旅行も6%減で、総取扱額も14%減と逆戻り
★日旅6月、W杯影響で国内・海外とも前年比減
<航空関連>
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<出入国統計>
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<デスティネーション>
★LAトラベルアカデミーの02─03年度講座決定
★バハマ・ナッソーに半日スノーケルツアー登場
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<組織・人事>
★人事異動 日本旅行
■為替市況(26日)

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(c)航空新聞社 2001

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