2002年8月1日

 有給休暇を利用した「14連休制度」創設を
 民主党、長期休暇制度創設法案を今国会に提出

 
民主党は7月26日、14連休制度の創設などを盛り込んだ「長期休暇制度創設法案」を、今国会に提出した。同党が提示した14連休制度とは、年次有給休暇のうち、通常の週休と合わせて14日間を連続して付与する制度のこと。年次有給休暇の日数についても、勤続年数によって10〜20日を付与する現行制度から、10年間の移行期間後には一律25日に増やすよう求めており、14連休制度もこの移行期間中に漸増することを盛り込んでいる。
 また、同法案では、年次有給休暇の取得促進を図るため、事業所に対しては、取得促進計画の作成と労働基準監督所長への提出を義務づけ、取得状況の報告と公表を行うべきとした。
 また、休暇取得促進に当たってのネックとなる中小企業への配慮として、(1)10人未満の事業所については、年次有給休暇の計画作成、報告義務を免除、(2)従業員100人以下の事業所には、本法の施行を3年免除──することなどを加えている。


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