2002年8月7日

 上半期アジア・太平洋地域への日本人訪問者
 中国が2桁増と好調、オセアニアも順調回復

 
2001年9月以降の落ち込みから緩やかながら上昇を続け、前年同期比13.2%減の752万9959人となった、2002年上半期の日本人出国者(JNTO調べ、既報)に沿って、アジア・太平洋地域別の2002年上半期訪問者数もそれぞれ平均で約80%台まで回復していることが、このほど各国観光局の調べで明らかになった。そのなかでも、オセアニアと、中国がそれを上回るペースで成長し、プラス成長または前年並みまで回復している。
 アジア諸国への日本人訪問者数は、2001年12月には既に前年比プラスとなり、いち早く回復した中国が、2002年に入っても、4ヶ月連続の2桁プラスを記録するなど好調を維持し、前年同期比12.5%増の130万8300人となった。なかでも、4月18日以降の成田発中国路線の大幅増便により商品のバリエーションが増えたことで、旅行商品の販売が順調に推移していることが大きな要因とされる。


7日、その他の主なニュース
<行政・関連団体>
★中国と韓国の旅行業者に1名当たり3000円助成
 福島県、外客誘致を積極化で12〜2月に実施
<旅行関連>
★プレイガイド、ホームページをリニューアル
 ツアー検索から残席照会、予約申込まで可能に
★JTB、夏のファミリー向け体験ツアーが好調
 ツアー代金組込のレジャーチケットが好評
★JHC「Go!Go!アメリカキャンペーン」実施
 一般消費者と旅行会社担当者両方を対象
★レイルユーロ、レイルエキスパート受講者募集
<航空関連>
★50周年記念でグアム行きペアで5万円に
 ANA、下期アジア・グアム線G・E・Tを申請
★成田─グアム・サイパン線に特別割引運賃
 NWA、8月末から9月搭乗のYクラスで
★京浜急行、横浜一羽田空港間のアクセス改善へ
 連続立体交差事業を実施、10月から本数増発も
★ルフトハンザ、A330型機を10機発注
 ルフトのA330発注は初、エンジンは年末決定
<出入国統計>
★5月の日本人オーストリア訪問者数9.0%減
★上半期日本人ノルウェー宿泊数、18.5%減
<デスティネーション>
★フランクフルト−ケルン間の高速新線開業
 来年からDLHの「エアレイル」も乗り入れ
★ブリュッセル−ジュネーブ間の「タリス」廃止
<ホテル>
★マリオット、スペイン2番目のリゾート開業
★パン パシフィック バンコク
 ビジネス・エクセレンス賞を受賞
★アコー、「フォーミュラ1沼津」をオープン
<組織・人事>
★台湾観光協会、東京事務所長に江明清氏が就任
■2001年度決算短信
■為替市況(6日)

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(c)航空新聞社 2001

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