上半期アジア・太平洋地域への日本人訪問者 中国が2桁増と好調、オセアニアも順調回復 2001年9月以降の落ち込みから緩やかながら上昇を続け、前年同期比13.2%減の752万9959人となった、2002年上半期の日本人出国者(JNTO調べ、既報)に沿って、アジア・太平洋地域別の2002年上半期訪問者数もそれぞれ平均で約80%台まで回復していることが、このほど各国観光局の調べで明らかになった。そのなかでも、オセアニアと、中国がそれを上回るペースで成長し、プラス成長または前年並みまで回復している。 アジア諸国への日本人訪問者数は、2001年12月には既に前年比プラスとなり、いち早く回復した中国が、2002年に入っても、4ヶ月連続の2桁プラスを記録するなど好調を維持し、前年同期比12.5%増の130万8300人となった。なかでも、4月18日以降の成田発中国路線の大幅増便により商品のバリエーションが増えたことで、旅行商品の販売が順調に推移していることが大きな要因とされる。 |
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