7月のミクロネシア日本人訪問者数2割以上減 グアム28%減の6.6万人、関東地域もマイナスに 昨年9月11日の米国同時多発テロ事件以降、緩やかな回復を魅せていた日本人の海外旅行は、夏休みに入りブレーキが掛かっている。6月のW杯の影響、景気低迷などが理由として挙げられているが、7月のミクロネシアの統計を見ても深刻な状況となっており、下期に向けて新たな需要喚起策が必要との声も出てきている。 グアム政府観光局によると、2002年7月の日本人訪問者数は、27.8%減の6万6055人となった。5月・6月と前年比8割台で推移してきたグアムへの日本人訪問者だが、ここにきて若干動きが鈍ってしまった。うち、日本グアム旅行業協会加盟各社の取り扱い人数は、同28%減の6万1859人となった。特に、最もシェアの大きい関東からの客が、6月は前年度同月比でプラスマイナス0にまで回復したが、7月は前年同月比14.0%減と2桁マイナスに再び転じてしまったのが大きく影響していると推察される。 |
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