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2002年8月27日

 7月のミクロネシア日本人訪問者数2割以上減
 グアム28%減の6.6万人、関東地域もマイナスに

 
昨年9月11日の米国同時多発テロ事件以降、緩やかな回復を魅せていた日本人の海外旅行は、夏休みに入りブレーキが掛かっている。6月のW杯の影響、景気低迷などが理由として挙げられているが、7月のミクロネシアの統計を見ても深刻な状況となっており、下期に向けて新たな需要喚起策が必要との声も出てきている。
 グアム政府観光局によると、2002年7月の日本人訪問者数は、27.8%減の6万6055人となった。5月・6月と前年比8割台で推移してきたグアムへの日本人訪問者だが、ここにきて若干動きが鈍ってしまった。うち、日本グアム旅行業協会加盟各社の取り扱い人数は、同28%減の6万1859人となった。特に、最もシェアの大きい関東からの客が、6月は前年度同月比でプラスマイナス0にまで回復したが、7月は前年同月比14.0%減と2桁マイナスに再び転じてしまったのが大きく影響していると推察される。


27日、その他の主なニュース
<トップニュース>
★デルタ、ノース、コンチネンタルが提携合意
 スカイチームと「ウイングス」合体の可能性も
★JALとエミレーツがコードシェア・FFP提携
 関空−ドバイ、関空国内線で実施
<行政・関連団体>
★需要喚起、制度流通の諸課題に対応で部会新設
 JATA、日米観光協議会に連動しワーキングも
★米国、カナダで西ナイル脳炎の感染者急増
 死亡者も14名まで拡大、“蚊”対策が重要に
<旅行関連>
★ジャルパック、JAL/JAS統合記念中国商品発売
 相互片道利用で現地滞在長く、料金も低価格
ジャルパック、女性向け「魅せられてチャイナ」
★JAL供給増を受けた商品・販売強化を最優先に
 スカイツアー下期、前々年比12%増の集客目標
<航空関連>
★キャセイ航空「香港まるごと特典ブック」作成
 下期に70種類以上の無料・割引特典を提供
★羽田一福岡、鹿児島線10月より2000円値上げ
 スカイマーク、運賃競争収拾を狙う?
★ANA、767貨物専用機が9月に就航
 中国・韓国へ週9便を運航、年50億円の増収へ
<出入国統計>
★NZ、7月の日本人客4年ぶり1.3万人台
 前年同月比6.7%プラスの1万3311人
<デスティネーション>
★在日中国大使館、9月30日|10月6日に休館
★ハワイアンウォーターズパーク、9月8日に休館
★グラーツ・シュロスベルクのケーブルカー運休
★ウエディングの魅力アピールへモニターツアー
 ロサンゼルス観光局、独身女性限定で募集開始
★ベルヴェデーレ宮殿で「クリムト風景画展」
★フィンランド|ロシア国際列車、9月に一部運休
<ホテル>
★豪ウルルの5星テント施設「Longitude131゜」
 ボヤージュ・ホテル社が説明会を開催
★ホテル、ゴルフ場経営の地産が会社更生法申請
■為替市況(26日)

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(c)航空新聞社 2001

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