外客誘致の宣伝事業、“国を中心”に方向転換 キャンペーン事業費30億円上乗せで倍額要求 ─国交省観光部・平成15年度概算要求─ 平成15年度(2003年度)予算の概算要求で、国土交通省観光部は今年度予算(33億2000万円)の倍額となる66億5000万円を要求すると発表した。最大のポイントは、これまで国際観光振興会(JNTO)に委ねてきた外客誘致事業に、初めて国が直接に乗り出し、そのための事業費として新規に30億円の予算要求を行うことだ。具体的には、官民一体となった「ビジット・ジャパン・キャンペーン」を戦略的かつ強力に展開する計画で、2007年の訪日外客800万人達成を、言葉通り“国策”として推進することとなる。このため観光部では、組織要求でも2つの課新設と増員を要求、新たに訪日事業を専門に担当する「国際観光推進課」などを創設する構えだ。 |
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