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2002年8月30日

 熟年の中心はアクティブシニア、平均年齢66歳
 ワールド航空菊間社長、5月期決算2.4億円の黒字

 
ワールド航空サービスの菊間潤吾社長はこのほど、本紙のインタビューに応じ、2001年度通期決算(2001年6月〜2002年5月)について、米国同時多発テロ事件の影響で前期の6億円から減少したものの、経常利益は2億4000万円の黒字決算だったことを明らかにした。
 また、同社の顧客層について菊間社長は、「平均年齢は66才で、10回以上行った人は全体の85%、20回以上は全体の57%にも達する。頻度については、50%以上が1年に2回以上行っている」と述べ、「現在はアクティブなシニアが熟年市場の中心であり、彼らに誘われて旅行に参加する人は5%に満たない程度だ」と「アクティブ・シニア」が熟年層を支えていることを指摘、これからの熟年市場について、海外旅行に20〜30回も行っている人たちがどういうサービスを求めるのかを研究して旅行商品を造成していくことが重要と強調した。


30日、その他の主なニュース
<トップニュース>
★7月出国日本人11%減の142万人、回復は足踏み
 訪日外客数は単月では初めて50万人を突破
★日本旅行中間連結決算、営業赤字34億円
 単体決算は営業赤字32億円、海旅取扱額16%減
<行政・関連団体>
★坂巻観光部旅行振興課総括補佐官が異動
 後任に増田航空企画調査室課長補佐
★日米観光ワーキング開催、年内に閣僚級協議を
 5年間で20%の観光交流拡大へ3カ年計画策定
<旅行関連>
★すかいらーく、子会社の旅行代理業者を解散
 近ツー所属のひばり開発、経営効率化の一環で
<航空関連>
★国際線旅客数9%増も日本人旅客前年割れ
 成田7月実績、国内線は初の10万人突破
★航空旅客数20%減、国際線旅客数は21%減
 関西空港7月実績、回復足踏み状態に
★10億円の黒字計上で準備金に繰り入れ
 NAA13年度決算、テロで空港使用料など減収に
★羽田─宮崎線値下げにANAも追随
 羽田一福岡、鹿児島線もJJ、SKYと同額に
★羽田・成田・関空到着後にタクシー券
 ANA、“JJ対抗キャンペーン第一弾”実施
★THA、2001/2002年度第3四半期業績
 純利益34億5200万バーツを計上
<Eトラベル>
★旅の窓口、海外キャッシュバックキャンペーン
<出入国者統計>
★7月日本人ハワイ訪問者、22%減の12.4万人
★7月の日本人香港訪問者数、1.3%増の11万人
<デスティネーション>
★スイス政観、今後のプロモーション方針
 「環境との共存」などをテーマに展開
★スリランカ、国交樹立50周年企画を実施
 「宝石の島」イメージの浸透を図る
<ホテル>
★パタヤ・ロイヤルクリフリゾートで改装工事
★桂林ロイヤルガーデンホテル、外壁塗替工事
<組織・人事>
★ヒルトン・セールスワールドワイド事務所移転
■為替市況(29日)

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(c)航空新聞社 2001

当ページのニュースは、日刊民間航空・旅行E-MAILニュース「日刊旅行通信」
から一部を抜粋し、掲載しています。
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