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2002年9月4日
　公取委、SNA調査は“事前情報収集”の段階
　異議申立てのSKYに「SNAだけ特別ではない」

　公正取引委員会が大手航空会社のスカイネットアジア航空（SNA）に対する運賃設定に関して、調査を開始したと一部で報道されたが、「なぜSNAだけ調査を開始したのか」と異議を申し立てたスカイマークエアラインズ（SKY）に対して、同委員会はこのほど「SKYとSNAは同列」と電話で回答したことが分かった。
　既報の通り、大手航空各社はSNAの羽田一宮崎線で11月からマッチングを実施。報道では、これを公取委が問題視し、調査に着手したとされていた。
　ただ、公正取引委員会では通常、事業者が審査局に「調査依頼」を行い、全てのデータが整った段階で「審査」に着手し、その結果、「事件性」が認められた場合に、「調査」が開始される。


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