JTB、シニア向けに店舗・ネット・雑誌を新展開 熟年旅行に専門特化、来年度から新商品造成 JTBは9月5日、50歳以上の熟年旅行マーケットに本格的に取り組むため、「おとなの旅時間」をキーワードに、新店舗、インターネット、新雑誌の連携による専門特化した企画・プロモーション・サービスを展開すると発表した。これにより、新店舗は来年4月都内にオープン、専用ホームページは10月3日に立ち上げ、新雑誌は11月14日に創刊する。来年度上期からは専門の旅行商品を企画造成、2005年度には新店舗、インターネット各30億円、計60億円の取扱額を目標としている。 JTBの年間取扱額約1兆4000億円のうち、50歳以上の取扱額は40%を占める。これをJTBでは、現在55歳の団塊の世代が60歳になる5年後には20%増まで伸ばしたい計画。企画提案型の旅行商品はもとより、熟年層のFIT化にも対応するなど、今後の熟年層の旅行志向にきめ細かく対応する。 |
6日、その他の主なニュース |
<トップニュース> ★NWA、2年以内に日本路線を完全Eチケット化 目代社長、JATA・旅行会社に早期対応を要望 インターネットチェックインも普及促進 年内に成田で専用カウンター整備 NWA・KLM・COA、来春スカイチームに合流 10月設立の日本航空システムと再提携交渉 ★JTB、シニア向けに店舗・ネット・雑誌を新展開 熟年旅行に専門特化、来年度から新商品造成 <行政・関連団体> ★2002年の訪米日本人客、390万人まで縮小を予測 JATA、日米観光協議会WGで体制整備など要望 ★「秋休み」の取得促進へ3カ年キャンペーン TIJ、9月より3連休+有休の連続休暇をアピール ★ツーリズム産業での経済活性化へシンポジウム TIJ主催、石原都知事の基調講演が目玉 <旅行関連> ★JTB7月販売状況、国内増も総取扱額4%減 台湾・米国不振で海外旅行15%減に <航空関連> ★CPA、豪州線を増便、日本路線とも同日接続 ★FIN、2002年度第2四半期決算を発表 業績が改善、2002年度は通期で利益計上へ ★地元経済界・自治体も関空プロモーションに本腰 2カ月で世界10地域にミッション団を派遣へ <出入国統計> ★7月日本人マレーシア訪問者、20%減の3.5万人 ★7月の日本人フィジー訪問者数2369人 <デスティネーション> ★アデレード、03年ラグビーW杯で観光客を誘致 ★アルタミラ洞窟が閉鎖、観光客の入場が不可に <ホテル> ★ハワイのフォーシーズンズ スパ・フィットネス施設を拡張 ★ホーチミン・ノーフォークホテルで改装工事 ■為替市況(5日) |