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2002年10月16日

 近ツー、HIS、クラブメッドなどが催行決定
 JTBなど当面1週間中止多く、判断分かれる

 
ディスコ爆破事件が発生したインドネシア・バリ島に「渡航の是非を検討して下さい」が発出されたことを受け、旅行各社は10月15日、今後の主催旅行の取扱いについて判断を迫られたが、JTBをはじめ当面は催行中止とした会社が多かった反面、近畿日本ツーリスト、HIS、クラブメッド、グッドラックツアー、国際開発などは催行することを決定、対応にバラツキが出る結果となった。
 海外危険情報の制度見直しによって、主催旅行の催行判断が各社に委ねられた今年4月以来、日本人が多く訪れるデスティネーションに「渡航の是非を検討して下さい」が発出されたのは今回が初めて。
 それだけに、各社の判断が注目されていたが、JTBが原則中止、近ツーが原則催行とするなど、大手の間でも異なる基本スタンスが示されていた通り、現実にも対応が分かれた形となった。


日刊旅行通信 CONTENTS
<トップニュース>
★近ツー、HIS、クラブメッドなどが催行決定
 JTBなど当面1週間中止多く、判断分かれる
 JATA、一定の判断基準示すガイドライン策定へ
 今回も“取消料”免除は多く、今後に課題か
 ジャルパックのツアー参加者2名は安否確認中
 豪州、米国、英国などは退避勧告など発出
■各社の主催催行判断と安否確認情報
 バリ島、多数の帰国者のため空港が混雑
 オーストラリアから空港警備員が増員
 オーストラリア各空港、バリ事件の影響で混雑
★2010年までに訪豪日本人数を年間100万人目標
 ATC、日本の旅行業界と共同でVIM計画発表
 豪はテロに屈せず、保安対策に万全期す
<行政・関連団体>
★ICAO、テロ等の第三者リスク保険で新会社検討
 民間保険会社に対抗、15億ドル限度に商品提供
 日本の新会社参加は微妙、各国対応近く集計へ
<航空関連>
★SKY、シグナスクラスのロゴマークを決定
 「大空高く優雅に」をコンセプトに
★SNA、東京からの旅客にレンタカープラン
 早朝便に軽食サービスも
<デスティネーション>
★ホノルル市、新開発プロジェクトを許可
<ホテル>
★コンフォートホテル大阪心斎橋がオープン
■為替市況(15日)

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(c)航空新聞社 2001

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