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2002年10月23日
HIS9月実績、前々年比17.5%増と過去最高に
夏休み分散化、アジア拡販が奏功
エイチ・アイ・エス(HIS)はこのほど、9月の旅行取扱状況をまとめた。それによると、総取扱額は総取扱額は前年同月比30.0%増、前々年と比べても17.5%増の260億154万円となり、売上・人数ともに過去最高を記録した。このうち海外旅行が前年同月比30.3%増、前々年同月比16.6%増の252億8319万円、国内旅行が同18.6%増、同62.6%増の7億3226万円だった。
HISでは、9月増加の理由として、(1)会社員、OLの夏休み分散化(7月下旬〜9月末までのシフト制での夏休み取得)により、9月の出発者が増加、(2)最も値段の高い8月を避け、相対的に料金の下がる9月出発を選ぶ傾向が生じた||ことを挙げている。
HISは9月の営業政策として、(1)週末・連休に旅行できる韓国、中国、グアムなど「安・近・短」方面への座席を大量に確保し、販売促進を強化した、(2)今年4月の成田空港第2滑走路開設により増加したアジア方面への座席仕入を強化し、例年発生していたキャンセル待ちの機会損失を解消した、(3)座席供給の増えていないヨーロッパ・オセアニア等の「高・遠・長」方面は、販売を早めにスタートさせ、早期の売り切りと追加での増席を実施した||としている。
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日刊旅行通信 CONTENTS
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<行政・関連団体>
★第12回空港整備部会が25日に開催
伊丹空港あり方と今後の機材動向などが議題に
★定期航空協会、環境対策費の追加負担を懸念
伊丹空港の廃港・減便・大型機就航禁止にも
<旅行関連>
★ANAスカホ、競争力強化へスキーツアー商品値下げ
平均3000円下げ、スーパークーポンも新設
★JTB、「はやて」利用の北東北ツアーを拡充
★日旅、新幹線八戸延長記念貸切列車商品企画
<航空関連>
★VIR、新機材A340-600型機が日本就航
機内内装一新、最新鋭サービスも導入
★欧州系2社、9月の輸送実績を発表
★スカイマーク、“合格祈願運賃”を新たに発売
受験生本人と同伴者1名が割安運賃に
★オリエント・トラディションFX、NWAと提携
ワールドパークスで初めて外国為替取引業参加
★レキオス航空が経営企画、技術要員を募集
<出入国統計>
★9月日本人グアム訪問、前々年比7%減の8.6万人
<デスティネーション>
★カナダ、ワークショップ「KANATA2002」開催
CTC、来年はリピーターFIT層の需要掘り起こし図る
★グアム、ショッピングバスのコース一部変更
★ハワイ州立アートミュージアム11月オープン
★マノア・フォールズの閉鎖が検討課題に
<ホテル>
★ヒルトン・ハノイにトリプルルーム 5部屋誕生
★メキシコシティ南部に新ホテルがオープン
★アカプルコのフィエスタ・アメリカーナ改装
■為替市況(22日)
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(c)航空新聞社 2001
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