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2002年10月25日

主催増売へオーバーライドコミッション新設 　日旅の新代理業・特約店制度、契約条件は厳格化 　国土交通省観光部は10月23日、2001年の旅行・観光産業による経済波及効果を公表した。それによると、2001年に日本国内で消費された「旅行消費額」は前年比8.8％減の20.6兆円と減少。これにより、全産業への「生産波及効果」は同9.3％減の48.8兆円、「付加価値効果」は同7.9％減の25.8兆円といずれも減少し、「雇用効果」は前年より29.2万人少ない同6.9％減の393万人と推計された。 　2001年は、長引く景気低迷に加え、米国テロ事件による影響などもあり、国交省でも基本的には「一時的な減少」と捉えている。ただし、8.8％減少した旅行消費額のうち、最大の構成費を占める国内宿泊旅行が前年より15.6％も減少しており、経済活性化策とともに、国内宿泊旅行の需要喚起策が重要性を増していると言えよう。 　この調査は、旅行・観光産業が日本経済に与える波及効果を把握しようと、2000年度より国交省観光部が実施しているもので、今回で2回目。既存データとともに、全国100地点で年3回、2000票のアンケート調査を実施し算定した。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞ ★主催増売へオーバーライドコミッション新設 　日旅の新代理業・特約店制度、契約条件は厳格化 　営業支援強化へ、エージェント支店を9店舗新設 　提販による主催販売、07年に200億円増売達成を ★UAL、日本路線3路線で機材縮小 　コスト削減策を発表、年間2.2億ドル削減へ 　融資保証実現に向け、再建案を米連邦に再提出 ＜行政・関連団体＞ ★訪日スケルトンツアーの大量造成・販売を計画 　TIJ、会員の旅行会社や航空会社等の協力得て 　舩山JTB会長 クーポンからIT活用への転換必要 　兼子JAL社長　急速成長する中国市場に熱視線 ＜航空関連＞ ★国交省、オーストラリア航空の運航を許可 　10月27日から日本路線の運航開始 ★SAA、来年から香港線増便、新機材導入も 　CPAも南アフリカ線を増便 ★スリランカ航空、機内でゲームサービス開始 ★HDA、9月の旅客・貨物輸送、共に好調 ＜出入国統計＞ ★9月の日本人NZ訪問者数1万1025人 ★9月日本人シンガポール訪問者数7.8万人 ★9月日本人フィジー訪問者数2898人 ＜デスティネーション＞ ★南部アフリカ、セミナー・ワークショップ開催 　南アフリカ、向こう5年間で3倍の日本人誘致へ ★フィジー、日本人訪問者数10万人を目標 　エア・パシフィック、成田線週5便化を計画 ＜ホテル＞ ★ザ・リッツ・カールトン・ボストンが新装オープン ★ヒルトン・ウィーン、改修工事で04年まで休館 ＜組織・人事＞ ★役員異動　農協観光 ■為替市況（24日）

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(c)航空新聞社　２００１

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