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2002年11月13日

 支社削減と店舗統廃合で、効率化と営業強化を
 名鉄観光が新3カ年計画、旅行部門の黒字化目標

 
名鉄観光サービスはこのほど、2003年度を初年度とする3カ年の「新中期経営計画」を策定し、旅行部門の黒字転換による自立・再生を目指す方針を打ち出した。それによると、旅行部門は現在、6支社(北海道、東北、関東、中部、関西、九州)体制を取っているが、2003年度に支社を再編、3〜4支社程度に減らす方向性の模様だ。これは、管理部門を身軽にし、営業部門への経営資源の集中を図るためで、管理部門の組織フラット化にも着手する。また、支店の統廃合も行い、店舗のネットワーク化を併せて進めることで、労働力の流動性と効率化を図る。とくに、(1)団体営業販売の拡大、(2)個人旅行販売の拡大、(3)熟年マーケットの獲得──を3本柱に営業を強化する構えだ。これにより、計画の最終年度となる2005年度に、旅行部門単体での黒字計上を目指す。


日刊旅行通信 CONTENTS
<トップニュース>
★支社削減と店舗統廃合で、効率化と営業強化を
 名鉄観光が新3カ年計画、旅行部門の黒字化目標
★ルフトハンザ2002年1-9月業績、純利益5倍に
 通年見通しで純利益720億円以上を予測
<行政・関連団体>
★国交省、機内迷惑行為の法制化で調整を開始
 検討委の結果受け、年内に法制化を見極めへ
<旅行関連>
★ATC日本旅游、訪日客向け箱根観光バス運行
★トランスオービット、冬ランドパック2商品追加
<航空関連>
★ACA10月輸送実績、昨年テロ影響で全数値で増加
★ACA、2002年度第3四半期、純利益確保
 社内改革の成果を強調、格安ブランドも好調
★JAS、成田−上海・香港線が好調に推移
 国内線は羽田─九州路線で軒並み好調な成績
★関空トランジット利用客向けにツアー
 外国人を主な対象に「4時間ツアー」
★VIR、Cクラス用アメニティキットを一新
★全日空とエキサイト提携、加入者に777マイル提供
<デスティネーション>
★DFS、シンガポール店来年初頭に移転オープン
 4フロアに拡張、テーマパーク風フロアも誕生
 12月に那覇空港店拡張、
 2年後に市内大型店舗開業、ワイキキ店に匹敵
★ 台湾ランタンフェスタ、来年は台中で開催
★バルセロナ・バトリョ邸、一般公開の期間延長
★シンガのインターコンチ、1ヶ月半クローズ
★タイ―ミャンマー国境が再び開門に
★スペイン各観光ヵ所クローズ日情報
<ホテル>
★インターコンチネンタル・シドニーで改装計画
★オークランドのハイアット、アパートを増築中
■為替市況(12日)

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(c)航空新聞社 2001

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