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2002年11月15日

 条件緩和で航空会社の流通コスト削減可能に
 米運輸省、CRS運用ルール改訂案を発表

 
米国運輸省(DOT)が、CRSの運用ルールを10年ぶりに見直し、先日その改定案(立法提案通知、NPRM)が発表された。これまで航空会社に義務づけられていたすべてのCRS会社への参加や情報提供を見直し、さらに予約手数料をCRSとの交渉で自由に決めることを認めた点が大きな特徴だ。また同時にDOTでは、急激にシェアを拡大している航空券のオンライン販売について、特に規制を設けない意向を示している。
 DOTでは、航空会社と旅行会社の独立性を維持する目的で、各航空会社が出資するCRSだけではなく、すべてのCRSに対し、出資するCRSと同等のレベルの参加や情報提供を航空会社に義務づける法律を定めている。


日刊旅行通信 CONTENTS
<トップニュース>
★条件緩和で航空会社の流通コスト削減可能に
 米運輸省、CRS運用ルール改訂案を発表
 オンライン航空券販売の規制は行わず
★CITM2002上海で開催、日本から100名以上参加
 34社・団体が出展、中国人観光客誘致狙う
<行政・関連団体>
★ICAOが3月に世界航空運送会議開催
<旅行関連>
★HIS柏店オープン記念、東京−NY3.45万円
 尼崎塚口店もソウル3日間1.98万円など限定発売
<航空関連>
★JAL、新デザイン機を報道陣に初披露
 グループ各社デザインも発表、統一デザインに
★北米発アジア線にセルフサービス・チェックイン
 近く日本発路線にもサービス提供
★アシアナ、仁川利用料引上げで代行収受額変更
★JTAが過去最高を記録、テロ前比でもプラスに
 JTA/RAC10月、羽田─那覇線は15.3%増
★ANAが来年初めに富山─沖縄間にチャーター
 富山空港の発着枠を活用
<デスティネーション>
★ニューカレドニア観光セミナー開催
 来年4月のACI成田線就航で旅行者増加に期待
★パラオ・デスティネーションセミナー開催
★スイスのヘップバーン・パビリオン閉館
★プライド・オブ・オークランド、12月25日休業
★南豪カンガルー島、観光施設をアップグレード
<ホテル>
★東京ドームホテル、2002年度上半期は増益達成
 客室稼働率82.1%と好調、宴会部門は売上2桁減
★守口プリンスホテルが「ロイヤルパインズ」に
 プリンスとの運営委託契約満了を機に名称変更
<組織・人事>
★マレーシア航空北アジア地区支配人にセン氏
 日本支社格上げ、韓国・台湾地域も統括
★THA、西日本地区総支配人にアユタヤ氏
■為替市況(14日)

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(c)航空新聞社 2001

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