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2002年11月22日

 ニッコウトラベル連結中間決算、増収増益に
 フロリアードがテロをカバー、経常益2.78億円

 
ニッコウトラベルは11月21日、2002年9月中間期の連結決算を発表した。それによると、売上高は前年同期比2.6%減の25億2300万円だったものの、営業利益は9.8%増 の2億4500万円、経常利益は7.6%増の2億7800万円、中間純利益は13.5%増の1億3000万円を計上、前年中間期の減収減益から今中間期は減収増益決算となった。
 同社によると、4、5月に開催された10年に一度のオランダ花の博覧会「フロリアード」の旅行催行への反響が予想以上にあり、ホテル等の関係で追加設定できないほど顧客からの問い合わせと予約が入った。しかし、6、7月の繁忙期はワールドカップの影響で旅行が手控えられ、この結果、オランダを含む欧州地域の売上は増加したものの、北米地域、アジア中東地域の催行の取り止めによる影響で、売上高は減少した。
 しかし、利益面ではツアー本数の絞り込みによる催行率、催行人数の増加による利益率の改善などで営業原価を含む経費を削減、増益を達成した。


日刊旅行通信 CONTENTS
<トップニュース>
★ニッコウトラベル連結中間決算、増収増益に
 フロリアードがテロをカバー、経常益2.78億円
 旅行平均単価52.2万円、欧州取扱人数15%増に
★ユーラシア旅行社連結通期決算、2年連続減収減益
 欧州・中国方面好調もテロ直後の10月が打撃
 旅行平均単価39.6万円、取扱人数は中国倍増
★関空中間連結決算、累積赤字1999億円に膨らむ
 経常赤字67%増の64億円、国際線便数減が影響
<行政・関連団体>
★中部空港、開港日の前倒しを調整、早期結論へ
 平野中部空港社長、着陸料も「引下げを努力」
<旅行関連>
★サイトラベル、来月より中国手配を本格化
★京阪交通社、冬期臨給1.5ヶ月で合意
★全方面で予算、出発日別検索機能を追加
 コスモエアーシステム
<航空関連>
★UAL、音声認識によるフライト情報サービス開始
日本初、日英2ヶ国語の対応が可能
★スカイマークとUSENがスポンサーシップ契約
★ANAとCXN、期間限定で客室乗務員を交換研修・乗務
★全日空、「初日の出遊覧飛行」8便運航
★中部国際空港開港に向けハンドリング会社
 JAL・ANA・名鉄が合弁で設立へ
★羽田空港に巨大クリスマスツリー登場!
 コンサート・パレード開催、プレゼントも用意
★売上高1.1%減、経常利益は6%減の50億円
 日本空港ビル決算、請負工事減少などで売上減
<デスティネーション>
★トラベルサウスUSA、ジョージア州サバンナで
 ショーケース開催、参加者募集
★オアフ島、ウクレレ工場ツアー好評
<ホテル>
★ラッフルズ、シンガポール2軒で業界向け料金提供
■為替市況(21日)

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(c)航空新聞社 2001

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