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2002年11月25日

 9-10月巻き返しで10月期決算の売上1%増確保
 HIS、10月単月実績は売上・人数とも過去最高

 
エイチ・アイ・エス(HIS)はこのほど、2002年10月の旅行取扱高を発表した。それによると、総取扱高は前年比61.2%増/前々年比18.3%増の158億9713万円となり、前月(9月)から2ヶ月連続で、単月としては過去最高の売上・取扱人数を達成した。このうち海外旅行は、バリ島でのディスコ爆破事件があったにも関わらず、前年比62.4%増/前々年比17.3%増の154億1990万円と好調を維持したほか、国内旅行も前年比30.5%増/前々年比64.2%増の4億7722万円と取扱いを伸ばした。
 これにより、2002年10月期決算(2001年11月〜2002年10月)の総取扱高は、速報値で約2015億円となり、2000億円台達成を見込んでいる。前期の総取扱高は1993億3000万円だったため、2002年10月期の総取扱高は前年比1%の増加となる見込みで、昨年9-11(テロ事件)の影響を受けながらも、若干の伸びを確保した。なお、4月中間期の通期業績予想では、売上高2026億円としていたが、これは0.6%下回る見通しだ。


日刊旅行通信 CONTENTS
<トップニュース>
★国内線の減収響き中間純損失81億円に
 ANA中間決算、通期見通しを下方修正
 通期の連結純損失は前期の2倍に膨らむ
 海外旅行事業は旅客数・販売額とも減少
★9-10月巻き返しで10月期決算の売上1%増確保
 HIS、10月単月実績は売上・人数とも過去最高
 10月は安近短方面の増席と販促強化などが奏功
 11月は伸び鈍化も、12月まで4ヶ月連続増見込む
★LA観光局、来年「See My LA」キャンペーン展開
 日本人旅行需要回復へ抽選で30名を招待
<行政・関連団体>
★空港整備部会、成田を上下一体で単独民営化
 特殊法人化して環境・共生対策等を業務に規定
 関空の有利子債務圧縮への対応策は示されず
<旅行関連>
★グアムのFIT増加、PEX運賃定着等が要因
 各旅行会社もランド素材提供で取込み図る
 FIT増加にともないクーポン市場も急成長
★日本旅行、冬期臨給1.5ヶ月で大筋合意
<航空関連>
★HDA、10月の輸送実績、旅客・貨物とも好調
★ウズベキスタン航空、来年夏期は日本線週3便で運航
<デスティネーション>
★台北国際トラベルフェア2002が開幕
 外国人観光客誘致意識した展示が増加
 08年までに外国人客の倍増目指す
 日本人客は年間180万人以上を目標
<ホテル>
★ル・モントルーパレスに「アムリタ ウェルネス」オープン
<組織・人事>
★ニルワナ・ガーデンズに日本人ゲストリレーションが着任
■為替市況(22日)

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(c)航空新聞社 2001

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