.

2002年12月11日

 西鉄旅行、9月中間期の営業収益10.3%増達成
 W杯の輸送業務受託で、その他私鉄系は減収

 
大手私鉄各社の2002年度中間期の連結決算がこのほど出揃ったが、旅行業では、西鉄旅行が前年同期比10.3%増の35億1000万円の営業収益を上げた以外は、各社ともに減収となっている。このうち、約1割の増収を達成した西鉄旅行は、2002年ワールドカップサッカー大会の日本組織委員会(JAWOC)より、輸送業務を受託したことなどが好決算に繋がった。
 また、小田急トラベルサービスは、同2.0%減の29億6200万円と小幅な減収に留めている。このほか、京王観光は同5.0%減の186億4700万円、京阪交通社は同5.1%減の29億9300万円、西武トラベル・近江鉄道は合計で同5.5%減の8億4400万円となっており、いずれも5%程度の減収となった。


日刊旅行通信 CONTENTS
<トップニュース>
★NAA黒野総裁、成田2500m化を来年中に決断
 着陸料値下げ検討も、中・韓と総合力で競争
 非航空系収入を拡大へ、ホテル事業も選択肢
<行政・関連団体>
★JATA広報室長に近ツー広報課長の諸留氏就任
★米国からのインバウンド促進策で委員会発足
 17日にNYで開催、JNTOからは向山会長渡米
★香港からの北海道訪問客、56.1%増の4.6万人
 2001年度統計、アジア好調で台湾は約12万人
<旅行関連>
★04年度上半期目途に新システム「VENUS」稼働
 東急、分散協調型でコスト削減、逐次見直し可能
★楽天トラベルとシーオージェーピー社が提携
 旅行商品検索エンジンを「ツアー市場」に導入
<航空関連>
★沖縄県・道庁、年内にANK株をANAに譲渡へ
 ANAの100%子会社化へ着々と準備進む
★米系航空会社5社、11月の輸送実績
 旅客需要減続く、米国内LFは昨年比でも減少
★ANA、UALの破産法申請は影響なしと発表
★AAL、5つ星の評価を獲得
 米機関より5つ星ダイアモンド・アワード授賞
<デスティネーション>
★大連観光説明会開催、冬季の観光開発目指す
 イベントによる観光誘致も展開
★「きらりと光る小さな町」をプロモーション
 ドイツ観光局、2003年のイヤーテーマに設定
★バースに新しいスパ総合施設がオープン
<ホテル>
★フォーシーズンズ、2003年は8軒のホテルがオープン
★カオルーン シャングリ・ラ 香港、宿泊パッケージ設定
■為替市況(10日)

back to 旅行通信 INDEX


(c)航空新聞社 2001

当ページのニュースは、日刊民間航空・旅行E-MAILニュース「日刊旅行通信」
から一部を抜粋し、掲載しています。
ニュースの続きは、「日刊旅行通信」でお読みいただけます。

お申し込みはこちらから
お問い合わせはmail@jwing.com
「日刊旅行通信」
(毎週月曜〜金曜発行、祝日休刊)
購読料(消費税込み):半年間33,600円 一年間63,000円