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2002年12月16日
近ツー2004年度末に累損解消、取扱高は横ばい
ECC事業の取扱高1000億円、品川法人支店開設
近畿日本ツーリストの太田孝取締役は12月13日に会見し、先に発表した2003年度からの中期経営3カ年計画で示した累積損失の解消について、株主の了解を得て、計画2年目の2004年12月通期決算で任意積立金94億円を取り崩して一掃することを明らかにした。かねて高橋社長が強調していた2003年度末の解消から1年ずれ込む。
また、中期経営計画の3本柱の一つとなる団体営業の中核となるECC(イベント・コンベンション・コングレス)部門の取扱高目標を2005年に1000億円に設定した。このため、来年2月1日に品川法人旅行支店を開設、「脱旅行業」を目指して法人需要に対してソリューション営業を展開する。
同社は中期経営計画中の取扱高を7000億円台で横ばいに推移する見通しを立てており、正社員の1000人削減と契約社員の700人増による人件費の抑制とコスト削減により目標達成を目指す。
店舗展開については、複合店と専門店を新たに展開し、第1弾として、池袋支店の団体旅行部門を12月末で分離し、年明けから個人旅行専門店にするとともに、ポッカクリエイトと提携してポッカの3月上旬にカフェ店舗「カフェ・ド・クリエ」を併設する。
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日刊旅行通信 CONTENTS
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<トップニュース>
★近ツー2004年度末に累損解消、取扱高は横ばい
ECC事業の取扱高1000億円、品川法人支店開設
アジアと欧州専門店、ポッカと提携し複合店
★国際・国内ともテロ前の実績をクリア
年末年始予約、国際線はアジア線の伸び顕著
<行政・関連団体>
★年末年始の海外パック予約、前々年比2.3%減
JATAが5社に調査、欧州・中国・ハワイが伸び
★成田年末年始旅客数、過去最高で前々年比2割増
第2ターミナル中国線増で前年比5割近い伸び
<旅行関連>
★ジャルパック、グアムへの主催1月6日まで中止
マリオットリゾートは1月15日まで営業停止決定
★東急観光グループ、04年度新卒者の募集開始
<航空関連>
★AZA、21日からB777を成田―ローマ線に投入
機内サービスも向上、来夏関空発は週6便に
★ANA、ADOも航空保険特別料金を値下げ
<デスティネーション>
★ファン・アベ・ミュージアムがリニューアル
★ミャンマー、パガン地区の地域電話番号変更
<ホテル>
★ル・メリディアン・シドニー、来年に名称変更
★ブルゴーニュ・ボーヌにプチホテルがオープン
★パリの「オテル・ド・ビュシ」が改装工事修了
<組織・人事>
★営業区廃止し、全国を7ブロックに再編
タビックスジャパン、1月1日付で組織改正
■為替市況(13日)
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(c)航空新聞社 2001
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