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2002年12月24日

 ビジットジャパンキャンペーンで20億円予算化
 観光部予算、補正予算と合わせ初年度22.5億円に

 
2003年度の政府予算が12月20日内示され、国土交通省観光部が要求していた「ビジット・ジャパン・キャンペーン」は「認めない」とのゼロ回答となったものの、21日の事務折衝、22日の大臣折衝を経て、20億円の予算化が決まった。今日閣議決定する。既に、20日に閣議決定している今年度(2002年度)補正予算では、ビジット・ジャパン・キャンペーン事業費として、前倒しで要求していた2億5100万円が満額認められており、同キャンペーンには初年度に総額22億5100万円が予算化されることになる。
 既報の通り、観光部では同キャンペーンで新規に30億円を予算要求していたが、来年度は先行減税による収入減も確定している厳しい財政状況の中で、新規事業に22億5100万円を予算化したことは、30億円には届かなかったとは言え、満額回答に等しい価値のあるものと言える。観光部全体では、8月の概算要求時に総額66億5000万円を要求していたが、これにより、来年度予算は総額50億1000万円となり、今年度予算(33億2000万円)に比べて約51%増加する。


日刊旅行通信 CONTENTS
<トップニュース>
★HIS次期業績予想、単体売上15%増を予想
 中間期単体売上24%増・当期益69%増見込む
 HIS2002年10月期、海旅取扱人数2.3%増
<行政・関連団体>
★JNTO、2002年の日本人出国者を1643万人と予測
 中国で300万人見込む、オセアニアも好結果期待
★2002年の訪日外客数、525万人を予測
 2000年比で9.5%の増加、2003年は572万人
★第1回ビジットジャパンキャンペーン米国委員会
 17日にNYで開催、日本から向山JNTO会長出席
<旅行関連>
★ジャルパック、グアムへの主催1月4日から再開
★近ツー、ヤンキースホーム開幕戦ツアー設定
 今年もメジャーリーグ観戦ツアー数多く企画
<航空関連>
★ベトナム航空、福岡―ホーチミン線開設計画
 インドシナ地区ナンバーワンの航空会社目指す
 世界遺産を結ぶネットワーク構築目指す
 日本地区総支配人にクァン氏が就任
★ANAとUALが関西─ホノルル線でコードシェア
 ANA「支援ではなくビジネスベースの判断」
★ANAが3.2億円、北洋銀行が1億円を出資
 エア・ドゥ、企業再建ファンドが設立
★ANA、グアム線の運航を26日出発分から再開
★羽田空港、年間旅客数が6000万人に到達!
 わずか4年で1000万人増加、26日に記念行事
<デスティネーション>
★NYで禁煙・携帯電話使用禁止条例可決
<ホテル>
★蘭ハーグの老舗ホテルがル・メリディアン傘下に
<組織・人事>
★事務所移転 アマデウス ジャパン
●訃報 石田博・元JTB社長
■為替市況(20日)

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(c)航空新聞社 2001

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