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2003年1月9日
国際線は一昨年水準に回復、国内線も堅調に
年末年始実績、国際線はグアム・米州線が苦戦
航空各社がまとめた2002年度年末年始(12月20日〜1月7日)の輸送実績によると、国際線は全体としてテロ前の水準に回復するとともに、国内線も堅調に推移した。今年度上期は景気低迷に伴う旅客需要の落ち込みが顕著だったが、年末年始は9連休という長期連休だったこと等もあって好調に推移した。
具体的には、航空16社を合計した実績では、国内線旅客数は対前年同期比6.4%増の519万6040人と増加。各社とも、昨年国内線はテロの影響を大きく受けなかったことから、これを上回る実績を推移したことは、総じて国内旅客需要が堅調だったと言える。特に全日空は1月1日の利用者がグループ全体として過去最高の18万1224人が利用したという。一方、国際線旅客数は対前年度比で11.8%増の49万7618人と、テロがあった昨年比では二桁増を記録。国際線旅客数が最も多い日本航空グループでは日本発の旅客数の合計が対2000年度比で0.5%減となり、ほぼテロ前の水準に戻ったという。その一方で米大陸線は対2000年度比で76.9%、台風の影響を受けたグアム線は25%(12月分で約500名が他方面へ移行)となっており、中国線などの好調な伸びが全体の数値を押し上げた形となった。
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日刊旅行通信 CONTENTS
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<旅行関連>
★JHC、とらパスで行くパンダバスキャンペーン
対象の観光商品販売につきコミッション15%
<航空関連>
★台湾の航空会社5社、中国にチャーター便運航
★NAA、JALが成田空港で眼球チェック試験
★2003年夏期に南グリーンランド空路が増加
★羽田空港の旅客6000万人を達成で
羽田で記念セレモニーを実施
★リムジン新伊勢崎|成田空港線、運行時刻変更
<出入国統計>
★日本人欧州宿泊数、1|9月累計で9割弱の戻り
9月単月ではフィンランドとデンマークが好調
★11月日本人マリアナ訪問者数2.6万人
<デスティネーション>
★シンガポール で「消費税」が引き上げ
★レイルユーロ、プラハ周遊パス発売開始
★ユーロスター・デイトリップが2003年も実施
★スペイン・サンホセの火祭り、3月19日開催
<ホテル>
★パラオ・パレイシアホテルで給湯制限
★カパルア・ベイ、ゴルフ・パッケージを設定
★ロンドンのル・メリディアン・ウォルドルフが改装
★マドリッドのホテル・リッツ、特別宿泊パッケージ
★リーガオリエンタル、客室の内装を刷新
<組織・人事>
★事務所移転―ビザ・インターナショナル
★人事異動―日本旅行(1月1日付)
■為替市況(8日)
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(c)航空新聞社 2003
当ページのニュースは、日刊民間航空・旅行E-MAILニュース「日刊旅行通信」
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