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2003年1月17日

 ANA、グループ旅行会社を4月1日付で合併
 業界8位の「ANAセールス&ツアーズ」誕生へ

 
全日空(ANA)は1月16日、グループの旅行会社4社を4月1日付で統合し、新会社を「ANAセールス&ツアーズ株式会社」とすることを発表した。新会社の社長には、ANA取締役執行役員広報室担当で、広報室長を務めた経験も持つ大野晃二氏が就任する。資本金は10億円で、ANAが約73%、全日空商事が27%を出資、社員数は4月1日時点で約1200名。既に昨年11月22日付で、第1種旅行業登録1656号をANAセールスホールディングスとして取得しており、これを新社名へと変更する。
 統合するのは、持株会社のANAセールスホールディングス、国内ホールセラーの全日空スカイホリデー、海外ホールセラーの全日空ワールド、リテール中心の全日空トラベルの4社。これに先立ち、存続会社のANAセールスホールディングスは1月16日付でANAセールス&ツアーズに社名変更し、大野氏が同日社長に就任したほか、統合される3社についても、3月31日まで大野氏が社長を兼任する。これにより、「合併効果を最大限かつスピーディに引き出し、新年度のスタートダッシュをかける」(ANA)方針だ。


日刊旅行通信 CONTENTS
<トップニュース>
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 市場変化に対応、JATAと米旅行需要拡大促進
★インドネシア観光大臣が来日、バリに安全宣言
 安全対策強化、日本に観光復興対策本部を設置
 昨年5月から日本人旅行者二桁増も11月4割減
<行政・関連団体>
★羽田再拡張協議会で自治体が地方負担拒否表明
 大臣発言に費用分担は“白紙”との見方広がる
★成田空港、年末年始の出入国者数は過去最高に
 米州線多い1ビルもテロ前の水準近くに回復
<航空関連>
★COA、2002年第4四半期業績、赤字縮小に
 通年では最終損失4億5100万ドルに
★ルフトハンザが世界初・機内ネットサービス開始
 フランク─ワシントンで、3カ月間は無料提供
★香港ドラゴン航空、旧正月期間中に臨時便を増発
<出入国統計>
★11月日本人渡豪者、前々年比6.5%減の6.4万人
<デスティネーション>
★韓国に新スキー場「江村リゾート」オープン
★バルセロナ・ピカソ美術館、2月23日から閉鎖
★プノンペン国際空港がソフトオープン
<ホテル>
★シャングリ・ラ、モルジブに新リゾート
★小樽ヒルトン、民事再生手続きを開始
 「ヒルトン小樽」のホテル運営は継続
★ホテル事業をゴールドマン・サックスに売却
 ダイエー、新浦安オリエンタルなど4ホテル
<組織・人事>
★SIA、新CEOにセン氏任命、日本統括も経験
■為替市況(16日)

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(c)航空新聞社 2003

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