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2003年1月28日

 2002年の日本人出国者数、約1.8%増の1651万人
 法務省が速報値、年末年始好調で業界予測上回る

 
法務省入国管理局が発表した2002年(1〜12月)の日本人出国者数(速報)は、前年比1.8%増(約30万人増)の1651万4000人となった。過去最高人数を記録した前々年(2000年)に比べれば、7.3%(約130万人減)の減少だが、それでも2000年(1781.8万人)、1997年(1680.2万人)、1996年(1669.4万人)に次ぐ過去4位の人数を死守した。
 これは、JTBおよび(財)日本交通公社が年末年始にかけて発表した予測人数を上回っており、曜日配列の良さが追い風となった年末年始の出国者数が、予想以上に伸びたことを裏付けている。ちなみに、年末年始期間(2002年12月21日〜2003年1月5日)の成田空港からの出国日本人数でも(速報)、前年同期比29%増(約9万8300人増)の43万8600人を記録している。
 なお、昨年末に(財)日本交通公社が旅行動向シンポジウムで示した2002年の出国日本人数予測は前年比1.1%増の1640万人、年初にJTBが発表した2002年の実績統計見通しは前年比0.8%増の1635万人だった。とくに、グアムの台風被害による影響などから、年末年始の出国者動向を固めに予測していたものと思われるが、これが良い意味で裏切られたと言える。


日刊旅行通信 CONTENTS
<トップニュース>
★HIS12月実績、海外旅行25%増、前々年比12%増
 グアム予約他方面振替えでキャンセル10%未満
 年明けから予約回復、アジア方面を販促
<行政・関連団体>
★IATA、成田民営化には「監督機関が必要」
 初期段階でのルール明確化が関係者の利益に
<旅行関連>
★HIS、サッカー日本代表米国応援ツアー発売
 唯一の日本サッカー協会オフィシャルツアー
★名古屋鉄道、グループ新中期経営計画を発表
 不採算事業は原則整理、レジャー事業にもメス
★南海、関空特急「ラピート」の停車駅追加
<航空関連>
★エミレーツ、今年も新路線・増便で拡大政策
 今秋、関空線に最新鋭機A340-500導入、シート一新
★欧州系2社、12月の輸送実績を発表
★COA、日本語HPをリニューアル
★SKY、今日新役員体制を記者会見で発表
★ADO、臨時株主総会で役員を選任
 滝澤氏、新谷氏が社長・会長に正式選任
★SNA、上期バーゲン型運賃を毎日片道8500円で設定
★ADO、チェックインカウンターを移転
 羽田・新千歳ともANAグループの並びに設置
<デスティネーション>
★韓国、珍島の霊登祭、今年は4月16-19日
★NZ、ロード・オブ・ザ・リングのロケ地ツアー
★レイルユーロ、ユーロスター早割プロモ実施
★ケアンズでゴルフ・パスポート発売
★ミュンヘンでオペラ公演350周年
<ホテル>
★ナイスプリンスホテル台湾・嘉義が2005年春オープン
<組織・人事>
★事務所移転―ラッフルズ・インターナショナル
■為替市況(27日)

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(c)航空新聞社 2003

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