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2003年1月30日
2002年度海外修学旅行、00年レベル達成できず
日修協調べ、01年度は計画比6割減、米国縮小
中学・高等学校による2002年度の海外修学旅行は、実施件数が前年比89.9%増(536件増)の1132件、参加人数が同99.4%増(8万7916人増)の17万6377人となり、米国テロ事件による影響を受けた2001年度から大幅に需要が回復したことが、日本修学旅行協会の調べでわかった。ただし、2000年度に比べると、件数で0.8%減(9件減)、参加人数で5.8%減(1万799人減)となり、テロ以前のレベルまでは達していない状況だ。なお、2002年度(2002年4月〜2003年3月)の件数および人数には、実施済みと実施予定のものを含む。
また、その2001年度については、最終的に、前年比47.8%減(545件減)の596件、同52.7%減(9万8715人減)の8万8461人となり、修学旅行マーケットはほぼ半減したこともわかった。同協会の調べでは、テロ事件発生前の計画で、2001年度は前年比14.1%増(161件増)の1302件、同15.5%増(2万8999人増)の21万6175人が実施される予定だったため、テロ事件がなければ海外修学旅行のマーケット規模は約15%拡大する見込みだった。これが、実際にはテロ事件を受けて596件・8万8461人まで縮小したため、計画比では件数で54.2%減(706件減)、人数で59.1%減(12万7714人減)とほぼ6割減の大打撃を受けたことになる。
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(c)航空新聞社 2003
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