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2003年2月17日

 近ツー、4月より提携販売制度改定、ORC新設
 “拡大と相互繁栄”が基本、契約関係も明確化

 
近畿日本ツーリストが2003年4月より改定する提携販売制度の概要が、このほど明らかになった。同社では、2003年度(1〜12月)からの中期3カ年計画で、メイトおよびホリデイの販売高の約6割を占める提携販売部門を強化する方針を打ち出しており、年率5%の販売拡大を目標に掲げている。このため、今回の制度改定では、「提携販売の拡大と、販売店との相互繁栄」(嶋内俊明企画室営業戦略チーム部長・提携販売担当)を基本スタンスに、近ツー側は営業支援策および支援体制をさらに強化。一方で、販売店に対しては、年間取引額の拡大や、債務保証の徹底、予約端末の設置義務付けなどを求めることで、相互に契約関係の明確化も図る考えだ。
 とくに、提携販売が重要な位置付けとなっているメイト・ホリデイの販売では、販売店の“貢献度”に応える仕組みを導入する点が注目される。まず、代理業・特約店に対しては、メイト・ホリデイの販売高に応じて、最大0.5%のオーバーライド・コミッション(ORC)を新設。一方、一般提携店に対しては、「i・旅丸くん」または「旅丸パック」の設置を新たに義務付け、設置しない場合には、メイトおよびホリデイの販売手数料率を1%削減する。


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(c)航空新聞社 2003

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