.

2003年2月19日

 特別補償金の引上げ検討、自由行動免責はせず
 国交省、業法改正を“仕切直し”で論点整理

 
国土交通省観光部は2月18日、法制度等検討ワーキンググループの第5回会合を開催したが、業界内部の議論が“現実路線”の改正に留める方向性でほぼまとまったことを受け、国交省としての論点整理を改めて提示した。このなかで国交省は、目玉となっていた身体損害の実損補償を取り下げる以上、それに代わる補償拡充策として、特別補償金額の引き上げや、旅程保証の充実等を検討していく方針を改めて明示。一方で、業界側が求めていた特別補償での自由行動免責化については、「議論の土俵が変わった」(田端浩旅行振興課長)ことから、検討項目自体から外した。これにより、自由行動中が一律免責となる可能性はなくなったが、旅行者間の“公平性”の観点から、旅行者の重過失による離団中の事故など、個別要因ごとに免責とすることが可能かについて、検討する方針が示された。


日刊旅行通信 CONTENTS
<行政・関連団体>
★保守新党観光立国推進本部がシンポジウム
 佐々木JTB社長、中村日観協会長らが出席
★能登空港の供用開始日を7月7日と届け出
<旅行関連>
★クラブメッド、モルディブで特別価格ツアー
★名鉄観光もやるぞ!GW大リーグ日本人対決
★1月旅行業者倒産件数6件、負債総額2億円
  ホテル・旅館業者は7件・負債総額553億円
<航空関連>
★JALもJR北海道と提携、空と陸の提携拡大
★JAL、JMB会員以外でもHP上で国際線予約・購入可能
★JAL「2003ソウル北京自転車ツアー」を開催
★欧州系5社1月輸送実績、一部会社が需要持ち直し
★AFR、2002年度第3四半期業績、純利益は確保
★KLM、日本支社移転記念セレモニー開催
<出入国統計>
★11月日本人フィジー訪問者数1886人
★11月日本人ドイツ宿泊数8.6万泊
★02年日本人スイス訪問者数41.7万人
<デスティネーション>
★台湾茶藝博覧会、4月に坪林郷で開催
★台湾でレトロ路線「舊山線」を改修
★ロサンゼルスで「タイタニック展」開催
★タイ・スコータイ遺跡、27日終日立入り不可に
★ロンドン塔で中世拷問道具を新たに展示
<ホテル>
★チョイス、ミシガンにコンフォート・スイーツ
■為替市況(18日)

back to 旅行通信 INDEX


(c)航空新聞社 2003

当ページのニュースは、日刊民間航空・旅行E-MAILニュース「日刊旅行通信」
から一部を抜粋し、掲載しています。
ニュースの続きは、「日刊旅行通信」でお読みいただけます。

お申し込みはこちらから
お問い合わせはmail@jwing.com
「日刊旅行通信」
(毎週月曜〜金曜発行、祝日休刊)
購読料(消費税込み):半年間33,600円 一年間63,000円