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2003年2月20日
米連邦議会、観光予算5000万ドルの配分を承認
日米旅行需要拡大へ予算充当に期待高まる
先日、米連邦議会で5000万ドル(約60億円)の観光予算配分が承認された。これは 1月下旬にアラスカ出身の上院議員テッド・スティーブン氏が観光予算を含む全体予 算を議会に提出、その案が認められたもの。対外的な観光促進を目的とし、提出条文 には「ラジオ・テレビ・活字媒体を通した広告展開や国際宣伝キャンペーン支援」と 具体的な提案も含まれている。今後大統領の署名を受け、商務省長官が諮問機関「米 国旅行促進審議会」を設立、その場で具体的な使用用途が討議決定されるスケジュー ルとなる。
日米間では、昨年4月に日米観光交流拡大に関する覚え書き(MOU)を締結、それを 受け日本政府は「ビジット・ジャパン」推進費として補正予算を含めて22億5100万円 の予算配分を決定。その後米国連邦政府の動向が注目されていたが、米国側でも今回 ようやく観光促進事業に対する予算配分か決定した。
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日刊旅行通信 CONTENTS
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<トップニュース>
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粗利益率が悪化、取扱高営業利益率−0.03%に
未収金比率が大幅上昇、金融収支も赤字に
海外ホールセラー厳しく、中堅リテーラー悪化
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特別セッション、イラク有事で佐々木JTB社長指摘
JTB、シニア層囲い込みへ新プロジェクト展開
JALセールス岡崎社長「旅行会社と需要創造を」
★プロダクトアウトの発想重要、“質”創出を
常盤花王前会長、新結合でシステム構築を提案
<旅行関連>
★シルクロードゲート、イラン航空と業界ツアー
★日通「旅のソムリエ」、欧州旅行説明会開催
<航空関連>
★予定通り4円配当、統合効果500億円程度見込み
日本航空システム臨株で資本準備金減少を承認
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<出入国統計>
★2002年日本人デンマーク宿泊、2%減の9.6万泊
<デスティネーション>
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「次なるデスティネーション」の注目集まる
★シドニーのブルーライン・クルーズに新商品
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<ホテル>
★豪ラミントン国立公園に新しい宿泊設備
■為替市況(19日)
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(c)航空新聞社 2003
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