HEADLINE NEWS from 日刊旅行通信

2003年2月24日

　イラク有事後もエジプト、トルコ等は当面催行
　KNTグループ、「十分注意」に留まると想定

　近畿日本ツーリストグループは、イラク情勢が悪化した場合でも、エジプト、トルコ、UAE（ドバイ）、イランについては『十分注意して下さい』に留まると想定、仮に米英等による攻撃が開始されたとしても、当面主催旅行を催行する方針を決めた。その場合、取消料も規定通り収受する方針だ。
　KNTグループが、こうした方針を決めたのは2月初旬。既に、2月3日の時点で関係者に対してKNTグループの対応を通知している。これは、IAEA（国際原子力機関）による査察結果が発表された1月27日から、ちょうど1週間後に当たり、非常に早い段階でグループの対応方針を決めていたことになる。
　KNTグループはこのなかで、中東周辺国で、かつ観光ツアーの対象国であるエジプト、トルコ、UAE（ドバイ）、イランについては、「イラクの反撃対象国ではなく、軍事的影響もないとされ、外務省の危険情報が『十分注意して下さい』のレベルにとどまると想定される」として、当面主催旅行を催行するとしている。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★主催催行時、取消料は「規定通り原則収受」を
　JATA、海旅委・常任役員会承認で“統一見解”
★近ツーとHIS、SKYチャーター販売提携を開始
　ソウル週1便化受け、ボトム価格は近ツー安く
＜旅行関連＞
★HIS、米国「フライ＆ドライブ」需要促進に本腰
★近ツー、大阪発着大リーグ観戦ツアー発売
★JTA商事、沖縄国内旅行ブランド「J・TAP」内容を刷新
＜航空関連＞
★SKY、羽田─青森・徳島　普通運賃35％引き1.5万円
★BAW、機内インターネット、利用料約4000円
★NWA、アラスカ航空とEチケットでインターライン協定結ぶ
★CPA、Fクラスのアメニティーキットに自然化粧品
＜出入国統計＞
★1月の沖縄入域観光客、過去最高
＜デスティネーション＞
★メキシコ観光局「Newメキシコツーリズム」展開
★ゴールドコーストマラソン2003、7月6日に開催
＜ホテル＞
★ベストウェスタン、2003年に400ホテルを開発
■為替市況（21日）

back to 旅行通信 INDEX