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2003年2月25日

　NWA、燃料追加料金を片道10ドル徴収へ
　日本発着も3月実施で申請、団体包括運賃も対象

　ノースウエスト航空（NWA）は2月24日、日本発着路線を含む全路線を対象に、新たに片道10米ドルの燃料追加料金（fuel surcharge）を課すと発表、国土交通省に認可申請を行った。NWAは既に、米国内線および日本発着以外の国際線では、2月20日より燃料追加料金の徴収を開始しているが、日本発着路線については国交省の認可を前提に、3月1日からの徴収を予定している。対象となる運賃には、団体包括旅行運賃（GIT、IIT）も含まれることから、これが導入されれば、例の旅行業約款第13条の「旅行代金の額の変更」規定によって、既に発売済みのツアーでは増額徴収ができない可能性が高く、旅行会社の経営に大きな影響が出ることが懸念されている。
　今回、燃料追加代金の徴収対象となる運賃は、予約クラスがJCY以外の航空券で、ビジネスクラス正規割引運賃（ビズフレックス含む）と、エコノミークラス正規割引運賃、および団体包括旅行運賃。つまり、普通運賃およびIATA運賃を除く、全ての運賃を対象としている。また、3日前事前購入型運賃（予約クラスB）に関しても、4月以降に追加料金の対象とする予定だ（申請ベース）。

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