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2003年2月26日

 KLM、燃料サーチャージ徴収を決定
 NWAと同じ国際線片道10ドル、他社に波及か

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ースウエスト航空に続き、KLMオランダ航空(KLM)が旅客便に燃料追加料金の徴収を申決定した。これは全社的に実施するもので、出発地から最終目的地までを1片道として、欧州域内線で5米ドル、長距離路線で10米ドルを徴収する。アライアンスを組むNWAが燃料サーチャージの申請を行ったことで、KLMも同様の決定をしたものと見られる。国土交通省の申請は現時点ではまだだが、申請すれば、欧州系キャリアでは初めて。
 また、同社では、3月1日より航空保険料を1区間8米ドルに値上げする予定(政府認可承認済み)で、仮に今回の燃料追加料金の認可が下りれば、欧州域内までアムステルダム経由で行く場合、往復52米ドルの追加料金がかかることとなる。
 NWA、KLMの燃料サーチャージ決定で、日系航空会社を含めて、各社の動向が注目される。とくに、米系航空会社は業績が厳しい状況だけに波及する可能性もある。


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