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2003年3月10日
大幅供給増も既に需要逼迫の成田―上海線
航空券・ホテル高騰で旅行商品の価格上昇懸念
昨年大幅に座席供給量が増加した成田発路線では、成田―上海線を筆頭に需要が供給に追いつく状況が既に出始めている。特に上海線など、ビジネス需要が顕著な路線では、日系航空会社を中心に航空運賃が上昇、加えて現地ホテルの価格も高騰、今後の旅行商品造成への影響が懸念される。
日本を含む外資系企業の参入が容易な上海では、昨年の世界貿易機構(WTO)中国加盟以降、日本からの業務渡航が急増。加えて、昨今の上海ブームで若い女性層を中心とする旅行者も増えている。
日本航空では、1月の成田―上海線のロードファクターが80%を記録、昨年増便した成田午後便に限って見ても、77%と好調な状況にある。全日空では7-8割をキープ。このため、単価の高いビジネス需要の取り込みが各社盛んに行われており、中国へのビジネス客をターゲットにしたキャンペーンも目立つ。その一方で、単価の低い団体包括運賃を絞る航空会社も出てきた。
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日刊旅行通信 CONTENTS
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<トップニュース>
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JAL「無料航空券早期獲得の方がメリット大」
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<旅行関連>
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★ホテルサンフラワー札幌、環境衛生優良で表彰
★アマデウス、フランス国鉄と提携
<航空関連>
★アラスカ行きチャーター、JALは8往復
★JAL、2003年度上期ビジネスクラス運賃を拡大
★JALマイレージバンク旅クラブが誕生
JASの旅倶楽部のノウハウを継承
★米系航空会社5社、2月の輸送実績
★HDA、今年1月も業績が急伸
<出入国統計>
★1月日本人渡豪者数、10%増の5万6700人
★2002年日本人マレーシア訪問、11%減の35万人
<デスティネーション>
★アラスカ観光協会、業界向けHPとポスター作成
★ベローナ見本市、日本からの出展・来訪を誘致
★マリアナ、ゴルフ・キャンペーンを実施
★ドイツ観光局、旅のポケットガイド03年版配布
<ホテル>
★チャーミング・ホテル、全世界で500軒に拡大
★スターウッド、セールス・ブリッツ2003開催
■為替市況(7日)
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(c)航空新聞社 2003
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