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2003年3月13日

 1月アジア太平洋地域への日本人訪問者数
 マリアナが過去最高記録、東アジア諸国も好調

 
年始が例年より長期休暇の取り易い曜日配列であったこと等が要因で、2001年1月とほぼ同数の135万5000人まで回復した2003年1月の出国日本人数(国際観光振興会の推計値による)。アジア・太平洋地域の主要デスティネーション別にみると、マリアナが、1月単月で過去最高の4万人を記録している。また、ボリュームと伸び率の両方で中国が依然好調。さらに、やはりボリュームのある東アジア諸国への訪問者数も、伸び率がプラスで推移したことから、これら地域の好調が、出国日本人数を引き上げた要因と見られる。
 国別では、北マリアナ諸島への訪問者数が、前年同月比46.2%増・前々年同月比16.4%増の4万404人となり、過去5年間、単月で4万人を突破した月はなく、2003年1月は記録的な月となった。マリアナ政府観光局では、主な要因として、曜日配列の良かった年末年始を利用して、主にファミリー層が多く訪れたことと、2002年12月に発生した台風ポンソナ被害により、グアムから旅行者がシフトしたことが挙げられる。また、コンチネンタル航空が、1月7日から成田|サイパン直行便をデイリーで就航させたことも、訪問者数の増加に貢献している。


日刊旅行通信 CONTENTS
<旅行関連>
★運賃値上げの動きで、原価への反映検討必要か
 JATAは各社判断の立場、国内運賃も注視必要 
★日米観光促進WG、4月24・25日に箱根開催決定
 JATA、アウトバウンドで大きく3事業提案
★JATA環境基金、2003年度は2事業に191万円助成
★2002年11月の苦情相談件数、旅客対応が3倍
★アマデウス、シックスコンチネンツに直接アクセス可能に
★ハーツ、2003年度上期料金発表、新料金表を配布
<航空関連>
★欧州系4社2月実績 イラク情勢影響、旅客需要伸び悩む
★アジア系2社の業績、好調に推移
★SIA、広島空港無料駐車キャンペーンを延長
★NWA、デトロイト―ハリファックス線就航
★成田国際空港法案が日閣議決定
<出入国統計>
★1月日本人ノルウェー宿泊数、22%減の3101泊
★1月日本人スイス訪問者数、19%増の7397人
<デスティネーション>
★中国、修学旅行促進説明会開催
 中国から生徒も来日、双方向交流求める
★金浦空港に大型ディスカウントストアと映画館オープン
<ホテル>
★ウェスティングアム、子供アクティビティ拡充
<組織・人事>
★フロリダ州観光局日本事務所が閉鎖
★ANA役員人事 山元常務が副社長に抜擢
★ANK社長に大坂空港事業の小松勇社長を内定
■為替市況(12日)

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(c)航空新聞社 2003

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