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2003年3月19日

 国交省、イラク対応で3本の柱を決定
 旅行者の安全確保、国内テロ対策などに対処
 
 
扇千景国土交通大臣は18日の記者会見で、幹部会を12日に開き、イラク対応として、中東地域の在留邦人の保護、国内テロ対策、中東地域の船舶の航行の安全確保を3つの柱とすることを決定したと発表した。
 中東地域の在留邦人の保護については、「旅行者の安全確保と建設関係業界の現地の滞在者の安全確保、それから在留邦人の退避への協力」(扇大臣)が含まれるという。
 国内テロ対策については、航空、新幹線等へのテロ対策や原子力発電所、米軍基地等への警戒、警備、道路、ダム等の警戒体制の強化が含まれると説明している。
 また、中東地域の船舶の航行の安全確保については、中東地域を飛行する日本企業の航空路線がないことから、船舶航行の安全確保に努めることとしたもの。
 扇大臣はこれら3本の柱について具体策は決まっていないとしているが、3つの柱に「総力を挙げて対処する」との強い意欲を示している。


日刊旅行通信 CONTENTS
<トップニュース>
★国交省、イラク対応で3本の柱を決定
 旅行者の安全確保、国内テロ対策などに対処
★外務省、米テロ警告レベル引上げで広域情報発出
■テロ脅威と感染症に冷静な対応を||【潮流】
★中国人訪日団体拡大や、個人観光解禁も検討を
 外務省の検討部会で、交流拡大へ積極意見相次ぐ
<旅行関連>
★近ツー、有楽町「欧羅巴旅行館」4月10日オープン
★国際開発、レインボーツアー上期商品を発売
★商船三井、公式HPに新しい動画コンテンツ
<航空関連>
★THY、イスタンブール線を一部減便
★COAがNY線、AALがダラス線を期間限定で一部減便
★強化型コックピットドアの装備を義務化
 日本の航空各社、国際線は2/3に装備完了
★BWA、モスクワ発着空港をドモジェドヴォ空港に変更
<デスティネーション>
★イラン、パッケージ不催行で個人客が増加
★ウイーン、3月「アルベルティーナ美術館」開館
★BTTF、バーミンガムで開催
<ホテル>
★ウェスティンがラスベガスに今秋進出
★ミレニアム、4月よりJNBと提携
<組織・人事>
★SIA、東日本地区支配人にゴー氏
★鉄建公団の松尾総裁(元運輸事務次官)が退任
■為替市況(18日)

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(c)航空新聞社 2003

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