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2003年3月20日
イラク後の需要回復策で旅行・航空業界が連携
国交省とJATA・定航協などが今日初会合
イラク情勢の緊迫化を受け、国土交通省や日本旅行業協会(JATA)などの旅行・航空関連団体は早くも、その後の需要回復策等について検討を開始する。今日3月20日には、国交省観光部、航空局、JATA、全国旅行業協会、定期航空協会が合同で会合を開き、イラク後の需要回復策について検討する。「過去の経験を生かし、早めに手を打つ」(石山醇JATA理事・事務局長)考えだ。
また、イラク攻撃が開始された場合、とくに中小企業では資金的ダメージが拡大する可能性が高いことから、中小企業信用法に基づくセーフティネットによる貸付が行われるよう、JATAと全旅協は関係機関への要請を開始する。米国テロ事件の際にも、 同様の働きかけを行い、旅行業が特例として貸付対象に認められたが、今回も「スムーズに活用できる環境を作りたい」(石山事務局長)との考えから、早い段階で要望 を行う。近く、JATA、全旅協連名で、扇国土交通大臣に対する要望書も提出する予定。
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日刊旅行通信 CONTENTS
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<トップニュース>
★IATA運賃、4月15日から一律3%値上げで合意
特別運賃は3%相当額、日本─米国路線で5000円
★イラク後の需要回復策で旅行・航空業界が連携
国交省とJATA・定航協などが今日初会合
<旅行関連>
★イラクと周辺11カ国の旅行者、19日現在134名
観光部まとめ、主要11社取扱いで、定期把握を
★JTBベネフィットを3億円に増資、本格展開へ
市場急成長、2005年度100万人会員獲得めざす
★エースJTBエコツアー、ファーブルに「歴史」追加
★春闘、東武トラベルが現行賃金制度維持で合意
★タビニ、ヴァージン・メガストアでキャンペーン
<航空関連>
★レキオス航空、リース機材契約解除で就航延期
★JALS/JAL格下げ可能性、ANAとJASの格付け見直しも
★オークラ、全24ホテルでNWAとマイル提携
★ワンワールド、太平洋周回運賃販売
★マダガスカル航空、パリ線や国内線を増便
★欧州系3社2月旅客需要伸びるも供給超過
<デスティネーション>
★浙江省観光説明会開催、観光素材整備進める
杭州へ直行チャーター便、浙江省・静岡県が企画
★韓国・慶尚北道、慶州世界文化エキスポ誘致を
★2002韓国観光商品企画賞、大賞に小田急旅行企画
★スペインAVE、マドリッド|レリダ間が開通
<ホテル>
★メリディアン、伊サルデーニャ島に豪華リゾート
<組織・人事>
★人事異動 阪急交通社(4月1日付)
■為替市況(19日)
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(c)航空新聞社 2003
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