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2003年3月27日
JAL、関空−パリ運休・成田−ロンドン減便
イラク開戦が欧州線を直撃、ハワイ・グアムも減便
日本航空(JAL)グループは米英などによるイラクへの武力行使の影響による航空需要の減少を受けて、国際線の減便、運休などの路線便数の変更を発表した。とくに、湾岸戦争時と同様に中東に近いヨーロッパ線が大きく影響を受け、関空−パリ線は4月予約実績が前年比3割強ダウンした。
このため、週4便の自主運航を4月1日から23日まで運休するとともに、週3便のエールフランスの機材、乗員によるコードシェアリングも3月30日から4月23日まで休止する。同路線はエールフランスの自主運航となる。また、成田−ロンドン線も4月1日から23日まで週12便から週7便に減便する。
JALによると、米英によるイラク武力行使後、国際線の予約状況は前年比で、3月が5〜10%、4月が10〜20%落ち込んでいる。戦争が長期化すれば、さらに厳しくなることも予想される。
ヨーロッパ線以外では、減便については4月1日から24日まで成田−ホノルル線を週21便から週14便、25日以降は週28便から週21便に減便する。
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(c)航空新聞社 2003
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