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2003年4月9日

 上海航空と中国新華航空が日本乗り入れ検討
 今月末開催予定の航空交渉が鍵に

 
中国の航空会社2社が現在日本への乗り入れを検討している。新規乗り入れを希望している航空会社は、上海航空と中国新華航空の2社。近々日本での開催が予定されている日中航空交渉での議題のひとつになりそうだ。
 上海航空は、上海市政府によって1985年に設立された航空会社。上海を中心に国内約50都市への路線を運航、最近では一部国際線の運航をスタートしている。昨年、同社は全日空(ANA)との提携を発表しており、今後コードシェアも含めた関係になる可能性が高い。
 一方、中国新華航空は1992年設立。北京を中心に路線網を展開、2001年には海南島の海南航空からの資本参加を受け、同航空のグループ企業となった。


日刊旅行通信 CONTENTS
<トップニュース>
★上海航空と中国新華航空が日本乗り入れ検討
 東方航空、成田―南京・関空―煙台の今夏就航目指す
★JAL、SARS影響で国際線を大幅減便・運休
 香港、広州、さらに米欧・ビーチ路線に波及
★カナダ・オンタリオ州、SARSで「旅行安全」強調
 台湾もSARS予防万全対策をアピール
★AAL、5月はダラス線一部運休とNY線減便
<旅行関連>
★HIS 香港・広東省の主催旅行中止、17日まで延長
★三井住友海上、海外旅行傷害保険でSARS補償
★厚労省がSARS対策本部設置、国内発生に対処
★SARS感染者数2601名、死者98名に
★近ツー浅草支店、フィリピン・リタイアメント視察旅行を発売
★国際通運がロイヤルブルネイの代理店契約終了へ、インバウンド専念
<航空関連>
★エミレーツ、中近東路線を増強
★COA、NY線に「55(ゴーゴー)」特別運賃、ヤンキースチケット当たる
★VIR、Cクラス利用者に東京発でも送迎車サービス
★JAL沖縄線好調、3月旅客数は7.8%増加
★AZA、Cクラス機内食にイタリア人有名シェフ起用
★THY、旅行・航空業界向け特別料金を設定
★THA、特製ガイドブック「CONCIERGE」配布
★JAL、4月からYクラスで新しいワインを提供
<デスティネーション>
★青島観光説明会、都市と自然の魅力アピール
★レイルユーロ、タリス“ケルン”プロモ実施
★観光パス「マドリッドカード」発売開始
<ホテル>
★マリアナリゾート、家族向けキャンペーン実施
■為替市況(8日)

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(c)航空新聞社 2003

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