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2003年5月13日

 羽田チャーター02年度、ANA/SKY利用率8割超
 JALも7割、時間帯ネックも国際化の潜在需要高い

 
2002年度の航空各社の羽田空港の国際チャーター便の利用状況がこのほどまとまったが、それによると、全日空、スカイマークエアラインズは利用率8割を超え、JALも利用率は7割近くに達した。週70発着の枠の割に運航便数はわずかではあるが、23時〜6時限定という使い勝手の悪い時間帯で高い利用率となったことは、今後時間帯などの諸条件が改善されれば更に需要が拡大する潜在需要があることを示したものと言える。
 そのうち、全日空は2002年度は国際チャーター便を250本運航し、約3万2000人(約6万4000席を販売)が同社便を利用した結果、利用率は「8割を超えた」という。全250本の9割以上がソウル行きで、6月は宿泊が確保できなかったため4本の運航に留まったが、残りの月は毎月20数本の運航便のうち、9割の便が毎週末羽田出発、週明け羽田到着という固定した運航スケジュールだった。羽田チャーター便は、このほか北京経由ウルムチ、グアム、ホノルル行きのチャーター便も運航した。


日刊旅行通信 CONTENTS
<トップニュース>
★羽田チャーター02年度、ANA/SKY利用率8割超
 JALも7割、時間帯ネックも国際化の潜在需要高い
★HIS、新宿と東日本101店舗でスーパーバザール
 トラベルワンダーランド10周年で激安商品多数
★WHO、SARS防止でシンガポールと香港を評価
 モンゴルとフィリピンの旅行制限を解除
 外務省、モンゴルの十分注意を解除
 WHO発表、SARS感染者7447名、死亡者552名
★マレーシア、積極策でSARS後の需要喚起目指す
 2003年は日本人訪問者数40万人予測
<旅行関連>
★名鉄観光、需要喚起へ夏旅キャンペーンを開始
★JTBグループ、熟年層の夏旅喚起へ説明会
<航空関連>
★ANA、ヴァージンとマイレージ提携
★FJI、NZ&フィジー商品の販促展開
★定航協、航空業界の経営状況を説明
<出入国者統計>
★4月日本人パラオ訪問者、13.5%減の1405人
★3月日本人スイス訪問者、14%減の1.1万人
★3月日本人シンガポール訪問者7割減
<デスティネーション>
★2003年ベストリゾートエリアはモルディブ
★ 6月1日「TUBEの日」、ワイキキでイベント
★ワイキキに新ショッピングモール
<ホテル>
★サンルートホテルズ、株式分割を官報公告
★ニッコー・ジャカルタ、新館オープン
★グラスゴーマリオット、ハリー・ポッター特別企画
■為替市況(12日)

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(c)航空新聞社 2003

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