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2003年5月16日
第1種の日本観光が営業停止、自己破産申請へ
SARSで旅行業連日倒産、負債総額11億円
帝国データバンクによると、第1種旅行業の日本観光(本社・長野県松本市深志1-1-23、伊藤照彦社長、国土交通大臣登録682号)が5月15日に営業停止、自己破産の準備に入った。事後処理は三浦守孝弁護士(松本市大手1-3-29、電話0263-39-2030)に一任、自己破産申請の準備に入った。同弁護士事務所によると、15日に受認したばかりで、自己破産の申請日時は現時点では未定。負債総額は11億円。
イラク戦争、そして重症急性呼吸器症候群(SARS)による旅行客の減少でとどめを刺された。前日のミリオンパックに続き、2日連続の第1種旅行業の倒産となり、SARSの影響で旅行業の倒産続発が現実のものとなってきた。
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日刊旅行通信 CONTENTS
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<トップニュース>
★第1種の日本観光が営業停止、自己破産申請へ
SARSで旅行業連日倒産、負債総額11億円
★米テロ以降の海外4大事件で旅行会社20社倒産
帝国データバンク調査、今年倒産も海旅業者
★4・5月の旅行取扱額、70%以上減少が2割以上に
全旅協がSARSで緊急調査、アジア主力が76%
<旅行関連>
★WHO発表 SARS感染者7699名、死亡者598名
香港沈静化、中国ピーク超え、台湾に拡大
★外務省、トロント発出の「十分注意」を解除
★近ツー関西夏旅商品「ファミリーリゾート」
★JTBたびたびスペシャル発売、料率3%に引上げ
★ヴァレンタインツアーズ、手配業務継続
★4月の来道者数、9%減と10ヶ月ぶり減少
★(株)全旅、ウラジオへ初のブロックチャーター商品発売へ
★JNTO、国際会議参加者向けに格安パック提供
<航空関連>
★SIAが追加減便、関空発週3便、名古屋発週2便に
★THA、日本路線の減便・運休の継続・追加
★PAL、沖縄―マニラ線、6月20日就航
★ANA、ニューヨーク・フランクにも新仕様機
★ランチリ系ランエクアドルが運航開始
★SNA、羽田─熊本線就航で一気に110名を募集
<デスティネーション>
★豪ブルーマウンテンズ、新展望台がオープン
<ホテル>
★デュシット・バンコク、特別レート提供
■為替市況(15日)
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(c)航空新聞社 2003
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