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2003年5月21日

 日本人訪米者数、2006年500万人達成難しい?
 米商務省予測、2002年比17%増の420万人規模に

 
米商務省が2006年までの海外からの訪米者数予測を発表、このうち日本人は2006年で2002年比17%増の424万7000人と予測。政府主導の日米観光需要促進で目標になっている500万人突破は難しいとの見通しを示した。
 今回の発表は、イラク戦争やSARSなどの影響を踏まえて修正発表したもの。海外全体からの訪米者数は、5110万人と予測、一昨年の米国同時多発テロ事件以前となる2000年レベルにまで回復すると見ている。地域的に見ると、ヨーロッパの強い回復基調予測が目立つ。
 一方、日本からの訪米者予測は、2003年が前年比0%増の364万5000人、2004年が7%増の390万1000人、2005年が4%増の407万6000人、2006年が4%増の424万7000人。このため、506万1000人を記録した2000年レベルの回復は2006年時点でも難しいこととなる。


日刊旅行通信 CONTENTS
<トップニュース>
★日本人訪米者数、2006年500万人達成難しい?
 米商務省予測、2002年比17%増の420万人規模に
★ハワイ観光局がセミナー開催、各地で大盛況
 6月にはカウンター向け「大増販セミナー」展開
 7月にリングル新知事が来日、ハワイアピール
★8〜9月に毎日羽田発グアム行きチャーター
 ANA、利用率9割目標・地方需要も狙う
★WHO、フィリピンをSARS旅行勧告地域から除外
 WHO発表 SARS感染者7919名、快復率5割突破
<旅行関連>
★与党3幹事長、胡主席と観光分野でも意見交換
★近ツー、成田発ファミリゾートの発売開始
★JR東日本、好評の「大人の休日パス」第4弾発売
★ジャルパック、ハワイアン・ビッグ・ダディ商品を設定
★アクセス、MASのダイレクト・セル機能稼働
<航空関連>
★QFA・ANZアライアンス、両社譲歩案を提示
★関西空港、新社長に松下副社長の村山氏
★欧州系4社4月実績 SARS禍でアジア路線減少
<出入国者統計>
★4月の訪台日本人数5割減、訪日客も大幅減少
★3月日本人マレーシア訪問者、4割減の2万1613人
★2月の日本人タイ訪問者、8%増の12.1万人
★3月日本人マカオ訪問者数、19%減の1万人
<デスティネーション>
★ゴールドコースト周辺のネイチャープログラム
★エリーズツアーズ、ケアンズでエコツアー開始
<ホテル>
★メリディアン、タイのカオラックに新リゾート
★ル・メリディアン・シカゴ、特別料金を設定
<組織・人事>
★JALトラベルは板谷氏、リテール4社社長決まる
■為替市況(20日)
※WHOによる重症急性呼吸器症候群(SARS)感染状況

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(c)航空新聞社 2003

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