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2003年6月5日
JALツアーズ、統合効果で「1+1=2以上に」
路線の豊富さなど“売り”に国内旅客獲得へ
イラク戦争・SARSなどで国際線需要が落ち込む中、国内線の重要性が従来以上に高まっているが、今年度から本格稼働となるJALグループの新しい国内ホールセール会社「JALツアーズ」は、「航空会社系ホールセラーのナンバーワンを目指す」として、販売に力を入れている。
既報の通り「JALツアーズ」は日本航空と日本エアシステムの統合に伴い、両社の国内ホールセール会社が合併して発足した新会社。2003年度は取扱人数が200万人以上、旅行取扱高は1000億円超を目指している。
JALツアーズの“売り”は、統合によって拡充された路線網・便数の多さと、発地の豊富さ。例えば、北海道へのツアーでは札幌から入って帯広や釧路から出るという旅程も可能となり、旅行の選択肢が拡がった。また、発地の多さという点について、JALツアーズの平尾哲執行役員企画仕入業務室長は「地方のお客様の集客は旧JAL系ではそれほど強くなかった。統合によって地方発設定商品のバリエーションが増え、土地土地に対する豊富な商品が出ている」と、地方の旅客に対しても訴求力が高まったことも統合のメリットであることを説明している。
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日刊旅行通信 CONTENTS
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<トップニュース>
★JALツアーズ、統合効果で「1+1=2以上に」
路線の豊富さなど“売り”に国内旅客獲得へ
★「温泉医療」を旅行テーマとして提案
ハンガリー政観、日本人10万人訪問を目標
<旅行関連>
★韓国に初の「VJC推進会」発足、現地PR強化
★HIS、近畿・四国31店舗でサマーフェスタ開催
<航空関連>
★AAL・COA、5月の輸送実績、座席供給調整でLF改善
★ADO、今期2.6億円の黒字予測、弁済前倒しも
★中部国際空港、航空旅客だけでなく一般客も空港に積極誘致へ
<出入国者統計>
★第1四半期の訪米日本人数、6%減の77万人
<デスティネーション>
★再び建設ラッシュ始まるラスベガス
ファッションショーモールが再拡張
2005年開業の新ホテルに日本庭園も
★開発進む高級リゾート、レイクラスベガス
7月末にモンテラゴ・ビレッジがオープン
<ホテル>
★札幌市のすみれホテルが民事再生法申請
<組織・人事>
★セールスマネージャーに梅田誠一氏
アコー、アジア・パシフィックを担当
★事務所移転 GVB大阪オフィス
■為替市況(4日)
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(c)航空新聞社 2003
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