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2003年6月23日

 台湾人医師利用の施設、実名での“安全宣言”
 厚労省が通達発出、「利用に問題ない」と周知

 厚生労働省健康局は6月20日、先にSARS(重症急性呼吸器症候群)に感染した台湾人医師が訪日した問題で、同医師が利用した宿泊ホテル・旅館や観光施設などの実名を挙げた“安全宣言”を発出、「利用することに問題はない」旨を関係者に通達した。これら施設では、その後も風評被害から利用者減少が続き、経営に大きな影響を受けているが、今回の安全宣言によって、需要が回復することが期待されている。厚労省では、その内容をリーフレットとしても作成、都道府県などを通じて正確な情報提供を行っていく考えだ。


日刊旅行通信 CONTENTS
<トップニュース>
★台湾人医師利用の施設、実名での“安全宣言”
 厚労省が通達発出、「利用に問題ない」と周知
★WHO、香港をSARS感染指定地域から除外へ
<旅行関連>
★2002年の海外ショッピング、一番は日本人
★ビッグホリデー、夏のスペシャル商品を設定
★にっぽん丸、メキシコ・コズメルで表彰受ける
<航空関連>
★ANA、グアム観光局とタイアップキャンペーン
★ニューギニア航空、業界向け特別料金設定
★大韓航空がエアバスA380型機8機発注
★香港ドラゴン航空、日本路線7月も運休継続
★UAL、米国内の機内Eメールサービス拡大
★米系3社アライアンス、マイル特典利用も相互可能に
★IATAまとめ4月旅客数、アジア/太平洋45%減
★FIN、欧州各都市へのコードシェア拡大
<デスティネーション>
★ポルトガル、「赤いチョッキの祭り」7月に開催
★6月の土日にオランダ国内一部の駅がクローズ
<ホテル>
★リッツ・カールトン、チリに南米初進出
★ブダペストのハイアットが営業終了、ソフィテルに
■為替市況(20日)

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(c)航空新聞社 2003

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