.

2003年6月25日

 外務省が北京の危険情報を解除、中国SARS終息
 WHOがSARS渡航延期勧告、感染指定を解除

 外務省は6月24日、北京市に対して発出していた危険情報「渡航の是非を検討して下さい」(不要不急の渡航については延期をおすすめします)を解除した。世界保健機関(WHO)が同日、北京市に出していた旅行延期勧告を解除するとともに、重症急性呼吸器症候群(SARS)の感染指定地域からも除外したことを受けてのもの。これにより、中国本土におけるSARSはひとまず終息した。
 また、北京の解除でSARS拡大による旅行延期勧告地域がなくなるとともに、感染指定地域もCパターン(重度)のカナダ・トロントとBパターン(中度)の台湾の2地域を残すのみとなった。この2地域は出入国の際に、スクリーニングを受けることになる。


日刊旅行通信 CONTENTS
<トップニュース>
★外務省が北京の危険情報を解除、中国SARS終息
 ANA・JALが北京路線の復便・再開を計画
 旅行各社も今日から北京の主催旅行を再開
★ウェスティンホテル大阪経営会社が民事再生法申請
<旅行関連>
★VJC推進会、韓国に続き主要20カ国に発足予定
 自民観光小委員会で外務省説明、6省庁ヒアリング
★日旅、「憧れホテル」パッケージを安値で限定販売
★スーパースター・レオ号が9月5|17日に整備
★京成スカイライナーの京成成田駅停車便増加
<航空関連>
★THA、2万人に無料航空券プレゼント
★JAL、松井の顔塗装のジェット機を運航
★SAS、写真コンテスト受賞作品展を全国で開催
★アマデウス、英・葡語によるトレーニング提供
<出入国者統計>
★5月訪韓日本人数、5割減の8.7万人
★5月日本人スペイン訪問者数、47%減の2.9万人
★3月の日本人タイ訪問者、13%減の10.3万人
★4月日本人フィジー訪問者数、19%減の1539人
<デスティネーション>
★LA観光局、教育旅行マニュアル03年度版完成
★オーランド、セミナー開催、最新情報提供
<ホテル>
★スペイン・ビルバオにシェラトンが10月開業
★来年4月ポーランド・クラカウにシェラトン開業
★久米島イーフビーチに海洋深層水展望風呂
<組織・人事>
★エース損害保険、新役員選出
■為替市況(24日)

back to 旅行通信 INDEX


(c)航空新聞社 2003

当ページのニュースは、日刊旅行・航空業界E-MAILニュース「日刊旅行通信」
から一部を抜粋し、掲載しています。
ニュースの続きは、「日刊旅行通信」でお読みいただけます。

お申し込みはこちらから
お問い合わせはmail@jwing.com
「日刊旅行通信」
(毎週月曜〜金曜発行、祝日休刊)
購読料(消費税込み):半年間33,600円 一年間63,000円